切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

久しぶりのブルー・ヴァイオレット

2013年12月22日 | お酒

今年は、マジで数えるくらいしか飲みに行けていなかったタマ
先日、ホント久しぶりにいつもの(とは、この回数じゃ、言い難いですが )Barに行ってきました

最初にいつもの美味しいギムレットを貰って

話題は目の前に迫ってきたクリスマスに

今年新婚さんなバーテンダーさん
最近、欲しいモノがあるとおっしゃるので

 プレゼントに欲しいって言ったらいいんじゃないですか
 そんなことを言ったら向こうからも要求されるじゃないですか
 それを避けようとしてるのに

 じゃ、値段を提示すればいいじゃないですか
 僕はこの値段のものが欲しいから、これくらいのもので考えてって
 ある程度制限がある方が考えやすいし

 そんな面倒臭いこと、僕がするわけないじゃないですか
 ああ、よかった。2000円(札)貯金してて

自力で買っちゃうんですか。新婚さんですよね・・・・・

そんな感じで、イマイチわくわく感に欠けた会話の後に作ってもらったのが
ブルー・ムーン

不眠症時代、鼻つまんでマグカップでジンを飲んでたせいで、ネズの実の匂いが鼻につき。
その後、10年近くジンが飲めない暗黒時代があったタマ
一見さんで入った海の中のようなBarで、ピンポイントの白い照明に浮かんでたのがこのカクテルで
その美しさに、10年飲めなかったジンがまた飲めるようになったという、とても印象深いカクテル

私にとっては救いの女神、そして救いの、というにはあまりに魅惑的な、深い霧に浮かぶ複雑な光を纏う美しいカクテル

この美しいブル-・ヴァイレットを生みだすリキュールは、もう日本では輸入禁止になっていて
これが最後の1つです、と仰りながら出してくれました

この日のブルー・ムーンも
淡い藤色の、でも楚々としたというには・・・深く謎めいた美しいカクテルでした


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