国会議員には会期中は逮捕されないという「不逮捕特権」
がある(院外での現行犯逮捕は除く)。権力が反対派を不当
に排除する手段としての会期中逮捕を避けるためである。
昨年の参院選で広島選挙区独占を策した自民党本部は、
25億円ともいわれる潤沢な資金で、河井案里候補の初当選
を狙ったが、阿呆なことに広島県連が推す現職が落選。
ウグイス嬢への高額手当などは立件起訴済みで裁判も始ま
っているが、本丸の議員夫妻の追及も急げば今会期前にも
立件できたのではないか、という疑問がある。
黒川問題の検察庁法改定はともかく、憲法改定に向けた
国民投票法の今会期中成立のためには、会期中前の逮捕は
まずい、と検察に圧力をかけた可能性もある。
そんなことも考えられる、今の政権なのである。コロナ
対策の補正予算のゴタゴタで、国民投票法の成立を諦めた
会期終了後、河井夫妻の買収立件、逮捕も近い。
さて、ペーパークラフトの「自由の女神」が完成。
ニューヨーク港の入口に建ち、アメリカの建国100周年を
祝って、建国を支援したフランスカ贈られたこと有名。
現物の高さは台座(内部は博物館) を含めると100m
近い大構造物である。左手には建国の1776年7月4日が
ローマ数字で刻まれた独立宣言の銘版が抱えられる。
ペーパークラフトの高さも40cmちかい大作となった。
しかし部品数は約80と少なく、製作時間は約20時間。
延べ5日である。
これは完成しても分割が可能で、現物同様の構造が
分かるようになっている。左側の鉄骨構造の中心部は
エレベーターシャフトで、そこから女神の顔までは
らせん階段である。