願わくば五回裏、東海大菅生のリリーフ、本田投手が二度
続けて足を滑らしたところでノー・ゲームにして欲しかった。
遅れている大会日程、五回が終ればグランド整備の時間だ。
砂を入れて七回までやれば試合成立、と審判団が考えたかも
知れない。
その七回、両チームの投手とも足が踏ん張れず、野手たち
も打球への反応が遅れ、それぞれ失点した。試合は成立だが
何とか最後までやらせてあげたい、との審判団の「温情」。
八回、菅生の反撃が始まった時、中途半端なタイミングの
試合中断、やがてコールド・ゲームの宣言。
どのみち明日は残り3試合を行うので、最後の予備日が
なくなるのは同じこと、「ノー・ゲームにすべきだった」と
嘆く私だが、「強豪、大阪桐蔭と互角に闘えた」と涙を見せ
なかった栄主将の方がエライ。でも、一人になったら泣いて
いいんだよ。
久々に晴れた朝なのに寝坊した、雨の前の花たち