久しぶりに朝刊(朝日)一面「折々のことば」(鷲田清一)から。
「自分の後ろ姿は全き完了形として手も眼も加えることが出来ない。
思想史家 藤田省三
前や横を向いて歩く人間にどうしても見えないのが自分の後ろ姿。
それは自分の「絶対的な過去」。人のまなざしには常に死角がある」
背中が語る、背を見て育つなどと言われるが、「絶対的な過去」と
言われてはもう遅い。せめて残り短い人生は少し背中を意識しよう。
久しぶりに晴れの明け方。早めに出て鉄橋の南側で日の出を待つ。
玄関先は9℃だったが川は2,3度低い。今日から3日好天とな。