一つ、差別を禁じる法律がない
二つ、死刑を含めて刑事司法制度が遅れている
朝刊(朝日)2面の「ひと」欄は、珍しく外人の顔写真。
冒頭は、国際人権団体HRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)の
代表を退くケス・ロス氏(66)の人権「日本評」である。
アメリカ法曹界のエリートから、当時職員20人の無名の団体
HRWに身を投じて41年。そのうち29年間代表を務めて来たが、
今や職員600人で100ヶ国の人権問題を調べる組織となった。
香港問題で中国には入国を拒まれ、ロシア事務所はウクライナ
問題で閉鎖された。人権は充実した人生に必須なもの、それを
軽視する政府を告発し続けて来た。
「組織が強い時に」と引き際を決めた。これから一年間は本を
書くという。素晴らしい人権教科書になるだろう。
21℃と涼しい今朝、半ズボンを長ズボンに替えて江戸川へ。
珍しく東の空だけが晴れて5日ぶりの日の出を拝む。