じんべえ時悠帖Ⅱ

人工知能(AI)は漫画を創れるか

 手塚プロダクション、AI会社、大学教授などが共同して、

手塚治虫の漫画を学習したAIに新たな漫画を創らせる実験

があった。

 と言っても、「コマ割り」など漫画は「高度な芸術表現」

であり、AI単独では出来ない。

 そこで、手塚治虫の長短200本の漫画を人間が文章化し

AIに入力。基本プロット(時代や主人公設定、基本ストー

リー)と主人公の顔をAIに任せた。

 AIはたちどころに129もの基本プロットを吐き出した

が、唐突な組み合わせで違和感を覚えるものもあった。

 しかし、手塚治虫の発想も意外性が多く、AIはそこも

しっかりと学習したことになる。

 一方、主人公の顔は、キャラクターだけの入力では顔に

見えないものもあり、改めて人間の顔の写真を多数入力して

形になった。

 そして、「主人公は古代ギリシャの哲学者、記憶喪失に

なるが乗り越えて・・・」という漫画「ぱいどん」が完成。

漫画雑誌に掲載されたそうだ。

 結論として、「AIは漫画製作者の良きパートナーに

なり得る(手塚プロ、手塚眞氏)」と言うことらしい。

 今日は4月1日、エイプリルフールの日だが、これは

先週の朝日新聞土曜版に載った「本当」の話。

 

 今年は桜の開花前後も開花後も寒暖が繰り返す。その

せいか例年より長持ちしている感じがする。今日の雨で

そろそろ散り時か、はたまたより長持ちとなるか。

 昨日の散歩から。


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コメント一覧

jinbei1947
漫画の主題の深い理解もAIには難しいといいます。
まだまだ人間のやることはたくさんあります。
大体、AIは自らの意思では漫画を読みません。
ykoma1949
AIの技能は私には理解できませんが確かに
最近のパソコンやタブレットに相当応用され
例えば知らない土地の場所などを検索したり
しますと、パソコンのホームのコマーシャルが
その検索した土地の観光やホテルや旅館になり
その土地が更に印象深くなったりします
漫画とかアニメとか多くの人の手を要する
業界にもこのAIが・・ますます私の居場所が
狭くなってきます。
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