じんべえ時悠帖Ⅱ

我々も彼ら自身も知っているウソ

  我々は彼らのウソを知っている

  彼らも 彼ら自身がウソをついていることを知っている

  彼らは 我々が彼らのウソを知っていることを知っている

  我々も知っている 彼らは我々が彼らのウソを知ることを知っていることを

  それでも彼らはウソをつき続ける

 

 これは、現在の安倍一強政権と日本国民のことのようであるが、

実は、中国のネットで漂っているというロシアの風刺詩である。

 ソ連時代に全体主義を告発したノーベル賞作家、故ソルジェニー

ツィンの名を借りていると言う。

 中国でコロナウィルス感染を発信した医師が死んだ。感染実態や

対応のまずさを発信した記者、活動家、大学教授などが次々と

当局に捉えられ、あるいは消息を絶った。

            (2/22付朝日新聞「多事奏論」より引用)

 

 さて、大場川上流で「チェアリング」を、の続きである。

 工場団地が終わった中井橋の袂の製材工場に何故か大きな

観音像が立つ。きっと経営者が信心深いのだろう。

 そして、行く先には大きなクレーン。その脇を抜けて進む

ことが出来るのか。やはり工事現場で行き止まり。脇へ迂回

せざるを得ない。

 橋の工事と思いきや道路工事とな。一体どこまで迂回するのか。

 幸い街中へ向かう道は完成して片側だけ使い始めている。

 新しい道を横切って住宅街を進むと中井沼公園の角に出る。

中に踏み込むと大きな池に水鳥が泳ぐ。お誂え向きにベンチも

あるではないか。こここそ「チェアリング」場所だ。

 ベンチに腰を降ろし、一服しながら池と樹々、水鳥たちを

眺める。池の反対側にいたシラサギが優雅に翔んで近くに舞い

降りる。やはり一羽では寂しいのだろう。

 北風が馬鹿みたいに吹きまくるせいか、好天の日曜日でも

人っ子一人いない公園。ワンカップの日本酒をゆっくりと呑み

ながら静寂を味わう。これも亦楽しからずや。

 水鳥も荒れる池面に身を任せながらウトウトしているようだ。

シラサギもいつのまにか腰を落ち着けている。



 チェアリングの至福の30分を過ごし、1.5キロ先の大場川の

源流点に向かうべく立ち上がると、水鳥たちがこちらの端まで

見送ってくれる。階段を上り大場川沿いに戻る。

 源流点までの続きは次回としよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

   

 

 

 

  

 


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コメント一覧

ykoma1949
素敵な場所がみつかりましたね~
よかった よかった 30分のチェアリング
じっと静かに佇んでいますと・・
頭や背中に野鳥が止まってくれるかも・・
そのくらい 自然と一体なって自然を
満喫できれば・・最高でしょうね
いい時間でしたね (^o^)/
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