じんべえ時悠帖Ⅱ

リスペクト

 前十字靭帯損傷、膝の致命的な怪我である。黒い保護具を

装着して試合に臨んだ広田彩花を、相手の中国ペアが集中的

に狙うのは闘いの常套手段であろう。

 バドミントン女子ダブルス準々決勝、世界トップレベルの

試合を勝ち抜くには、やはり少なからぬハンディキャップで

あった。2セット目で決めたかったに違いない。

 結果は1-2と逆転されたが、広田にも福島にも悲壮感は

なく、逆に、始終爽やかな表情で闘っていた。その闘いぶり

こそが世界ランク1位である。

 試合後の通路で、勝った中国ペアがフクヒロに何か言葉を

かけたようだった。報道によれば「リスペクト(尊敬)」と

言って労ったという。フクヒロは感動したに違いない。

 

日の出散歩の前半は当たり前だがまだ夜である


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
柔道のルール改正が功を奏し、技を重んじる日本柔道の復活と言える大会に
なりました。
全力を尽くし合った者同志の尊敬の思い、いいシーンです。
ykoma1949
日本のお家芸の 柔道が 連日結果を出し続けて・・
何故か?? 選手たちの能力を十分に理解して、強みも
弱みも理解したうえで・・一緒に涙している井上康生
監督の人柄だと・・皆が言っています。
どんなアスリートも・・みんな血の通った人間です
本当の人間に立ち返った時、勝負以外の場ではお互い
相手を尊重しお互いを称え合う、昨日の柔道の決勝で
日韓の対決・・最後のシーンも感動です。色んな場面に
沢山のドラマがあります。その人の人間性が伺える
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る