自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調症の回復中には「海釣り」をお勧めします。
・自分は変かな?コチラ
・Q&A原因が解らず…簡単回答Q&Aメール(20文字以内で)無料
・ご自身の状態の相談、メール(電話)で迅速返信します。(無料)
・回復した人を知りたい→コチラ
こんにちは
私の著書「よくわかる自律神経失調症」本文より連載します。
前回より続く・・・
79頁 挿絵 体温調節の仕組み…微熱
80頁
温度が下がり過ぎると、やたらにおしっこがしたくなったり、
体がガタガタと震えてくる。これは自律神経が、
筋肉の伸び縮み(ふるえ)を生じさせる。筋肉が
収縮すること自体が化学変化であるところから、
ここでも熱を生産する。外部の条件に対応して
熱が足りないときには自動的に筋肉を収縮させて
震えを起こして熱を発生させる。体内では熱を生産しては
いるけれども、これを適当に調節しなければ、
熱は上がり過ぎたり、下がり過ぎたりして体の温度が極端に
変化し、温度が極度に下がり過ぎた場合には、
われわれは活動できなくなってしまう。たとえば、
冬季に冬眠状態に入る下等動物は、自分の体の周りの土や
空気の温度が下ると自分で十分な体温をつくり出せず、
体温が次第に低下してしまい活動できなくなってしまう。
しかし、少し高等な動物たちは常に体温を一定に保っていて
冬でも活動する。また、人間は夏も冬も同じように
活動していて、体の状態を一定のコンデションに保っている。
われわれの体温をコントロールして、絶えず体の表面に
近い血管の放熱現象を調節するために体温調節中枢がある。
この体温調節中枢は自律神経の細胞集団であって、
家庭の中にある冷蔵庫やストープなどに付いている
サーモスタットの役割を果たしている。
91頁
体の温度が上がり過ぎると、下げる方向に働き、下がり過ぎると
自動的にスイッチが入って、温度を一定に保っている。
これがもし高い方へ、あるいは低い方へと平常温度から
逸脱してくると、内臓や脳など全体の温度が変化して
正常な活動ができない状態になってくる。
低い方へと傾いた場合にも警戒が必要。なんとなく
疲れっぱい感じがしたり、行動が怠惰になってくる。
また、微熱状態になると、いろんな病気の前兆ではないかと
疑ってみる必要もある。体の外部から何らかの細菌や
バクテリアなどが侵入した場合には、その異物と闘うために
体がいろいろと反応して熱が出ることがある。微熱があると
体調を崩してしまい、なんとなくだるいoきついと訴えたり、
いろいろな愁訴が現われてくる。平常体温も人によって、
それぞれ差違があるものだが、日頃から体温が高いという人も
いて、そういう人は体温がかなり高くても特別に微熱という
感じではなくて、活発に行動したり精力的に仕事を
している場合もある。体温の調節は、体の表面の汗腺、
あるいは皮膚の下の毛細血管によって行なわれているが、
これらを自律神経がコントロールしており、
外部の気温が低いときには毛細血管を収縮させ
次回へ続く・・・
*****富永修侃(しゅうかん)著書*****
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・正しい日本人の性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例1000頁
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ
→→→全て電子化しておりますので、USB、CD-Rで販売しております。
→→→紙本は古本店(インターネット等)でお求めください。
>>>>>>>>癒導医学・ゆどう術の原理説明<<<<<<<<
拙著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文281頁~285頁より
281頁
後天性の脳障害から全身が麻痺して言葉もほとんど話せなかった十歳の少女が、
クスリをまったく使わない治療法によって症状を克服した例がある。
読売新聞で紹介された米国フィラデルフィア・グレン・ドーマン博士の
人間能力開発研究所での朗報である。この少女・R子ちゃん(十歳)は、
現在では健常児と同じようにレオタード体操やテレビゲームを楽しむまでに
回復されているということで、癒導医学の施療法と全く同じような治療理論に
基づいて指導されたことに強い感銘をおぼえたのである。このR子ちゃんは
幼時から脳性麻痺にかかり手足を自由に動かせないほどであったというこ
とだ。・・・
283頁
。現代の医学では治らないとされてきていた。
しかし、これが治ったということで新聞紙上に奇蹟のように報道された。
R子ちゃんは薬剤や手術をいっさい使わず治療し、症状に合った訓練プログラム
による治療を二年間くり返して実践し、現在では自分で歩け、
大きな声で話すこともできるようになった。また、テレビゲームを楽しむことが
できるということは、大脳皮質が働いて瞬間的にゲーム内容を判断していると
いうことである。・・・
284頁
・・・このR子ちゃんを治療した理論というのは、手・足を動かし
反復動作をさせることによって、それらの刺激が脳に伝わり、脳の回路が正しく
組み立てられ、さらに脳の細胞が成熟・充実していくという治療理論である。
つまり、脳の細胞を外側から刺激し、一定の法則によって繰り返しおこなう
ことにより脳
285頁
回路を正しく組み立てていくという理論なのである。
当然、これには薬剤も注射も使用していないと新聞は伝えている。
これは癒導(ゆどう)医学の施療理論とまったく同じことである。
癒導(ゆどう)医学は、患者さん本人が自分の体をパタバタと動かすことはない。
癒導術を習得した施療者によって行う刺激によって、 一定の順序で体の各部位の
神経を刺激し、それを通して脳細胞を刺激していく施療法である。
そうすることによって、脳の細胞本体が正常に組替えられる。細胞本体の正常化が
促進されれば、当然それから出る軸索突起である芽がどんどん成長し、
本来の正常な回路に接続されていくわけだ。・・・
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私の著書「よくわかる自律神経失調症」本文より連載します。
前回より続く・・・
79頁 挿絵 体温調節の仕組み…微熱
80頁
温度が下がり過ぎると、やたらにおしっこがしたくなったり、
体がガタガタと震えてくる。これは自律神経が、
筋肉の伸び縮み(ふるえ)を生じさせる。筋肉が
収縮すること自体が化学変化であるところから、
ここでも熱を生産する。外部の条件に対応して
熱が足りないときには自動的に筋肉を収縮させて
震えを起こして熱を発生させる。体内では熱を生産しては
いるけれども、これを適当に調節しなければ、
熱は上がり過ぎたり、下がり過ぎたりして体の温度が極端に
変化し、温度が極度に下がり過ぎた場合には、
われわれは活動できなくなってしまう。たとえば、
冬季に冬眠状態に入る下等動物は、自分の体の周りの土や
空気の温度が下ると自分で十分な体温をつくり出せず、
体温が次第に低下してしまい活動できなくなってしまう。
しかし、少し高等な動物たちは常に体温を一定に保っていて
冬でも活動する。また、人間は夏も冬も同じように
活動していて、体の状態を一定のコンデションに保っている。
われわれの体温をコントロールして、絶えず体の表面に
近い血管の放熱現象を調節するために体温調節中枢がある。
この体温調節中枢は自律神経の細胞集団であって、
家庭の中にある冷蔵庫やストープなどに付いている
サーモスタットの役割を果たしている。
91頁
体の温度が上がり過ぎると、下げる方向に働き、下がり過ぎると
自動的にスイッチが入って、温度を一定に保っている。
これがもし高い方へ、あるいは低い方へと平常温度から
逸脱してくると、内臓や脳など全体の温度が変化して
正常な活動ができない状態になってくる。
低い方へと傾いた場合にも警戒が必要。なんとなく
疲れっぱい感じがしたり、行動が怠惰になってくる。
また、微熱状態になると、いろんな病気の前兆ではないかと
疑ってみる必要もある。体の外部から何らかの細菌や
バクテリアなどが侵入した場合には、その異物と闘うために
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体調を崩してしまい、なんとなくだるいoきついと訴えたり、
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それぞれ差違があるものだが、日頃から体温が高いという人も
いて、そういう人は体温がかなり高くても特別に微熱という
感じではなくて、活発に行動したり精力的に仕事を
している場合もある。体温の調節は、体の表面の汗腺、
あるいは皮膚の下の毛細血管によって行なわれているが、
これらを自律神経がコントロールしており、
外部の気温が低いときには毛細血管を収縮させ
次回へ続く・・・
*****富永修侃(しゅうかん)著書*****
・よくわかる自律神経失調症
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・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
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・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例1000頁
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・癒導術Ⅰ
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拙著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文281頁~285頁より
281頁
後天性の脳障害から全身が麻痺して言葉もほとんど話せなかった十歳の少女が、
クスリをまったく使わない治療法によって症状を克服した例がある。
読売新聞で紹介された米国フィラデルフィア・グレン・ドーマン博士の
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現在では健常児と同じようにレオタード体操やテレビゲームを楽しむまでに
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幼時から脳性麻痺にかかり手足を自由に動かせないほどであったというこ
とだ。・・・
283頁
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しかし、これが治ったということで新聞紙上に奇蹟のように報道された。
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284頁
・・・このR子ちゃんを治療した理論というのは、手・足を動かし
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組み立てられ、さらに脳の細胞が成熟・充実していくという治療理論である。
つまり、脳の細胞を外側から刺激し、一定の法則によって繰り返しおこなう
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285頁
回路を正しく組み立てていくという理論なのである。
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癒導(ゆどう)医学は、患者さん本人が自分の体をパタバタと動かすことはない。
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