中朝国境の橋、開通支援へ
習指導部、100億円投資
2018/7/20 19:29 共同通信社
【北京共同】中国の習近平指導部が、中朝国境を流れる河川「鴨緑江」に架かる橋の開通に向け、橋に接続する
北朝鮮側の道路整備などへの支援を決めたことが20日分かった。年内に道路建設に着手する予定で、
投資総額は6億元(約100億円)規模になる見通し。複数の中朝関係筋が明らかにした。
中朝関係改善を受けた事実上の経済支援で、国連安全保障理事会の外交筋によると、国連の制裁決議に抵触する
可能性がある。中国は支援準備を進めると同時に、北朝鮮が融和姿勢に転じたことを理由に、安保理メンバー国に
対して制裁の緩和や解除の働き掛けを強めるとみられる。