英首相「もうたくさんだと言わなくてはならない
ロンドン中心部で3日深夜に7人が死亡、48人が負傷した起きた襲撃事件を受け、テリーザ・メイ英首相は4日朝、
緊急治安閣僚会議(COBRA)を開いた後に官邸前で演説し、「『もうたくさんだ』と言わなくてはならない時」だと、
テロ対策の本格的な見直しを表明した。
首相は、現時点では5月22日のマンチェスター攻撃と今回の攻撃は「ネットワークではつながっていないようだが」、
「凶悪な」イスラム過激主義でつながっていると批判。また最近のテロ攻撃には一定の「傾向」があり、
慎重な計画や訓練によるものというより、互いの粗雑な攻撃法を真似し合っていると指摘した。
その上で首相は、過激主義に対する英国社会の過度な寛容姿勢を批判し、イスラム過激主義の打倒こそ
「この時代の我々にとって最大の課題の一つ」だと表明。インターネット上を含めたイスラム過激主義や過激思想の
取り締まり強化などを約束した。
英首相「もうたくさんだと言わなくてはならない