95歳のナチス協力者を米が国外退去処分
2018.8.21 23:51 産経新聞
【ワシントン=】米ホワイトハウスは21日、ナチスに協力して現在のポーランドにあった強制収容所の看守だった
経歴を偽って米国市民として生活していたニューヨーク市クイーンズ在住のヤキーブ・パリー氏(95)を
国外退去にしたと発表した。ドイツが受け入れる。
パリー氏は1949年に米国に入国。2004年に市民権を剥奪されたが、退去を逃れていた。
移民・税関捜査局(ICE)が執行に当たり、ホワイトハウスは声明で「米国はナチスの犯罪を手助けした者を
許容しない」と強調した。