死者が出なくて良かったです。
中国企業手掛けたケニアの橋、完成前に崩落 総工費14億円
2017.07.04 Tue posted at 12:26 JST CNN
(CNN) ケニア西部で総工費1200万ドル(約14億円)をかけて中国企業が建設していた橋が、完成を目前にして崩落したことが4日
までに分かった。現場は同国のケニヤッタ大統領が2週間前に視察したばかりだった。
崩落したのはケニア西部ブシア郡で中国の建設会社が建設していたシギリ橋。これまで政府の開発プロジェクトから置き去りにされて
きた地域にあり、2014年には川を渡ろうとしたボートが転覆して十数人が死亡する事故も起きていた。
ケニヤッタ大統領は大統領選挙が8月に迫る中、再選を目指してインフラ開発を公約の柱に据えている。
6月14日にシギリ橋の建設現場を視察した大統領は、集まった有権者を前に、この橋は同地域が長年否定されてきた開発をもたらす
と演説していた。
同大統領が公約に掲げるインフラ開発プロジェクトは、中国企業と中国からの出資に大きく依存する。総工費38億ドル(約4300億
円)をかけて6月に開通した鉄道のマダラカ・エクスプレスにも、中国企業が出資していた。
中国企業がケニアで建設中の橋、完成目前に落下、作業員ら27人負傷―中国紙
2017年6月29日、環球時報によると、アフリカのケニア西部で中国企業が建設していた橋が完成目前に落下し、作業員ら少なくとも
27人が負傷した。
地元メディアによると、現場はBudalangi地区のNzoia川を横断する「Sigiri Bridge」で、中国の総合建設会社、中国中鉄の子会社
の中鉄十局が建設を請け負っていた。総工費は12億ケニアシリング(約12億円)。工事は2015年に始まり、今年8月に完成する予定
で、2週間前にはウフル・ケニヤッタ大統領も視察に訪れていた。
プロジェクトマネージャーは地元紙に「われわれは雇用者が要求するすべての基準と仕様を満たしている」と語り、大統領の視察に合
わせて建設作業が急いで行われたという疑惑を否定した上で、「われわれの経験豊富な技術者が問題の根本的な原因を見つけて問
題を解決することを願っている」と述べた。