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オバマ大統領スーチー氏会談 ・ オバマ氏のアジア歴訪、試された米国の限界

2016-09-15 09:29:39 | USA

米、対ミャンマー制裁解除へ オバマ氏、スー・チー氏と会談で表明

 2016年09月15日 03:01 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP

 

【9月15日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は14日、ホワイトハウス(White House)でミャンマーの事実上の指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏と会談し、同国に対する経済制裁を近く解除する意向を表明した。

 

 スー・チー氏はこの日、昨年の歴史的選挙で勝利を果たしてから初めてホワイトハウスを訪問。オバマ氏は会談後の会見で、「米国はビルマ(ミャンマー)に長年科してきた制裁を解除する用意がある」と表明し、その時期については「間もなく」と説明した。

 

 制裁解除により、ミャンマーは数十年にわたり続いた経済的孤立状態から脱することになる。



オバマ氏のアジア歴訪、試された米国の限界

任期最後のアジア歴訪で浮き彫りになった多くの問題

2016 年 9 月 8 日 15:12 JST THE WALL STREET JOURNAL

 【ビエンチャン(ラオス)】オバマ米大統領にとって任期最後のアジア歴訪は、米国で新政権が決まる数カ月前に、各国の首脳が米国

の力の限界を試す機会となった。


 オバマ氏は中国・杭州で開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議から、続いてラオスで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連

首脳会議までの間、オバマ政権のさまざまな政策や米国の権威に対する数々の挑戦に直面した。


 ロシアのプーチン大統領は、シリア内戦の停戦交渉に関する話し合いでオバマ氏に何も与えなかった。

北朝鮮はG20開催中に弾道ミサイルを発射した。

また米政府当局者は6日、イランが再びペルシャ湾で米海軍の艦艇に挑発的行動をとったと明らかにした。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は、予定されていた米比首脳会談の前日にオバマ氏に対して暴言を吐き、米側が会談を見送ることに

なった。

トルコのエルドアン大統領は、過激派組織「イスラム国(IS)」掃討のためにシリアのクルド人民兵組織を支援するとのオバマ氏の戦略

に異議を唱えた。

 中国の習近平国家主席は地球温暖化防止で米国との協調を打ち出したものの、両国間に緊張をもたらしている重要な問題は未解

決なままだ。

 米外交問題評議会のリチャード・ハース会長は、これらの問題は「長編小説の新たな一編にすぎない」と指摘。「いずれも混乱した世

界を体現している」と話す。


アジア重視が残した足跡

 とはいえ、米国の外交面、軍事面の関心をアジアに向けるというオバマ氏の取り組みは一定の足跡を残した。今年に入ってからは

フィリピンと新軍事協定を結び、ベトナム向けに武器輸出規制を解除した。

  シンガポールに拠点を置くユソフ・イサーク研究所(ISEAS)の東南アジア専門家、イアン・ストーリー氏は、米国の東南アジア向け投

資や強大な軍事プレ ゼンスを考えれば、「中国の方こそがアジアでの米国の影響力に対抗しようとしているのだ」と指摘。

「東南アジア諸国は中国の資金を引き入れたがっていない とは言わないが、中国が南シナ海で幅を利かそうとしている限り、

同国の東南アジアへの影響力には限界があると思う」と分析する。

 今回のアジア歴訪には明るいニュースもあった。中国では習近平氏の共同会見で、米中が気候変動防止のための新たな枠組みで

ある「パリ協定」を批准したと発表した。ラオスでは、ベトナム戦争時の米軍不発弾処理への支援を倍増させると約束した。


中国の台頭と米国の退潮

 それでも、米国がアジアでの影響力を失いつつあるとの懸念は強まっている。シンガポール国立大学のビルビア・シン准教授(国際関

係)は、「アジアでは壮大な力関係の変化が起きている」とし、「それは要するに、中国の台頭と米国の退潮だ」と語る。

  オバマ大統領は、2009年の就任以来、11回にわたりアジアを訪問。中国との関わりを強める一方で、アジア各国との関係強化を

通じて中国の影響力に対抗 し、対アジア関係をリバランス(再均衡)させる政策を遂行してきた。ローズ大統領副補佐官は「米国のア

ジア・太平洋への影響力は拡大している。イラク戦争 と金融危機で米国の名声は大きなダメージを受けたが、そこから回復を遂げた」

と自賛する。

 だが、オバマ氏がアジア政策の要としている環 太平洋連携協定(TPP)を、議会が承認するかどうかは分からない。

また、G20開催中に北朝鮮は弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射した。オバマ政権 時代に北朝鮮の脅威は増大しており、北朝鮮

の指導者である金正恩労働党委員長は核兵器プログラムに資金を投入し続けると表明している。

 北朝鮮問題でオバマ政権は中国に働き掛け、中国は今年になって対北追加制裁に同意した。しかし米政府は、中国が北朝鮮にもっ

と圧力を掛けるよう求めている。


オバマ氏の後任の大統領に不安

 米中間の相違点はこれだけではない。南シナ海、経済、人権、サイバーセキュリティーの問題でも対立している。

  中国政府当局者は、オバマ大統領の中国滞在中、米国の権威に巧妙に挑戦したようにもみえる。オバマ大統領が杭州の空港に到

着した際に、米中の当局者はどの タラップを使うかで揉め、中国側警備員は記者団の前でホワイトハウス当局者を怒鳴り、大統領同

行記者団が移動するのを阻止した。

 ドゥテルテ氏はオバマ氏との会談がキャンセルとなった後、自身の発言を陳謝。両氏は7日、ASEAN関連首脳会議の晩さん会の前

に言葉を交わした。

  しかし、米国の軍事同盟国が米国をあからさまに非難したのは極めて異例のことで、オバマ氏の後任の大統領に不安を残した。

中国人民日報傘下のタブロイド 紙、環球時報は、ドゥテルテ氏の発言は、西側諸国が人権問題で自分たちの価値観を他の国に押し

つけようすることへの反発であり、理解できると擁護した。同 紙は社説で、「ドゥテルテ氏は西側の対応にうんざりしていることを示し、

すべての途上国のために立ち上がったのだ」と論じた。


オバマ大統領の任期も2017年1月で終了します。

ブッシュ大統領(息子)の時までは紛争といえば、日本とあまり関係ありませんでした。

ところが中国が大きな経済成長とともにその権力を振りかざし、アジアでの横暴が顕著に現われはじめました。

北朝鮮、韓国の問題も深刻さを増していきました。オバマ大統領は戦後アジアの問題で、一番悩み、関わりを多く持ったのではないでしょうか。

日本にとってもオバマ大統領は記憶に残る大統領になると思います。日本の首相が初めて米国両議会で演説をしました。

米国大統領が初めて広島を訪問し、慰霊に祈りを捧げました。賛否両論ありましたが、多くの日本人を感動させたと思います。

残された数か月、最後まで活躍されますように。アジアで何が起こるか判りませんから。

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