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米国務長官、ウイグル人拘束めぐり異例の中国批判

2018-09-23 15:53:09 | 民族・人種問題・宗教・人権問題(差別・迫害)

 米国務長官、ウイグル人拘束めぐり異例の中国批判

2018年9月22日 17:30 発信地:ワシントンD.C./米国   AFP

 

【9月22日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官が21日、中国政府に対し、イスラム教徒の

少数民族ウイグル人を多数拘束していると異例の強い論調で批判し、不穏さを増す米中関係に新たな火種が

浮上している。

 

 中国が過激主義の抑止を口実に、西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で

ウイグル人を多数拘束しているとの国連(UN)の報告を受け、ポンペオ国務長官は、「数十万人、事によると

数百万人のウイグル人が、いわゆる再教育キャンプに強制的に収容され、重度の政治的な洗脳をはじめとする

虐待に耐えている」「彼らは宗教的信仰を奪われている」と警鐘を鳴らした。

 

 米議会の超党派議員団は先月末、ポンペオ国務長官とスティーブ・ムニューシン(Steve Mnuchin)財務長官に

宛てた書簡の中で、ウイグル人の強制収容に関わっているとして、中国当局者らに制裁を科すよう求めていた。

 

 ポンペオ国務長官は米国による制裁措置の導入については言及しなかったが、中国ではキリスト教徒も政府の

弾圧の標的にされているとの懸念を表明し、中国政府が「教会を閉鎖し、聖書を焼き、信徒らに棄教を認める

文書への署名を命じている」と述べた。