米国政府が入手した情報では、
ベトナムは東海のスプラトリー諸島にある複数の基地に軌道戦術ミサイルシステムを配備した。
水曜の定例会見で米国務省のエリザベス・トルドー報道官が述べた。
ワシントンは東海の領土紛争の全当事者に「信頼強化に向けた実践的な行動」をとり問題の「平和的・外交的解決策を見つけるための
ワシントンは東海の領土紛争の全当事者に「信頼強化に向けた実践的な行動」をとり問題の「平和的・外交的解決策を見つけるための
努力を強化する」よう呼びかける、と報道官。
諸島へのミサイル兵器の配備の決定を再考するようハノイに訴える用意が米国にあるか、との問いに、
報道官は、「我々は緊張を高める行動を避けるよう領土紛争のすべての当事者に呼びかける。したがって、答えはイエスだ」と答えた。
諜報情報によると、ベトナムは東海に150キロの半径内にある目標を同時に攻撃できるイスラエル製ミサイルEXTRAを配備した。
ベトナム 米に不干渉を要請か?
016年08月16日 18:37 SPUTNIK
米国が、ベトナムに対し、南シナ海での緊張をエスカレートさせず、スプラトリー諸島からミサイルを撤去するよう求めたとのニュース
は、スプートニクの読者 の間で嵐のような反応を呼び起こした。数日間で約30万回も、スプートニクのサイト上で、このニュースが読ま
れ、書き込まれたコメントは300を越した。
主に、そうしたコメントの中では、ベトナム領であるスプラトリー諸島を守る用意のある事、南シナ海における中国の膨張主義に反対す
る意見が述べ られている。いくつかご紹介したい。
ブンタウ(ホーチミン市近郊)のハイ・ダンレ氏の意見-「1974年、ベトナムはパラセル諸島を失った。なぜなら米国が、毛沢東と共謀したからだ。米国 は、自分達の利益だけを守り、巨大国との関係を優先し、小国との関係をないがしろにする。」
グエン・ヴァンロン氏の意見-「ベトナム国民は、中国に対抗するため島にミサイルを配備するという決定を歓迎している。そうしたことをするなという米国の 要求は、南シナ海の緊張が高まっている中での、戦術的な措置である。」
ヴィン・ヴォヴァン氏の意見-「米国を信用してはだめだ。中国もそうであるように、彼らの目的は、自分達の影響力の拡大である。ベトナムは、自分自身だけ を頼りにし、いかなる侵略者にも立ち向かう用意がある。」
これらユーザー達の勇ましい反響の中には「ベトナムは、自分の力を拡大すべきだが、大きな力を持った敵との軍事衝突を挑発してはならない。20世紀に30 年間も戦い続けたベトナム国民は、戦争とは何かを大変よく知っている」といった、
より考え抜かれた行動を求めるものもある。
またユーザーは、反中同盟を日本やインドと組むことに期待を寄せ、領土問題を外交的手段で解決することの重要さを強調している。
ベトナム大統領:南シナ海での紛争の場合、全員が敗者になる
2016年09月01日 19:26 SPUTNIK
南シナ海の係争地域をめぐって勃発する可能性がある軍事紛争には、勝者は出ない。
ベトナムのチャン・ダイ・クアン大統領が8月30日、AP通信にそう述べた。
チャン・ダイ・クアン大統領は次のように警告する。 「南シナ海は国際シーレーンと航空便にとって死活的に重要な地域だ。
もし我われが特に軍事紛争勃発の場合などで、この地域の不安定化を許すならば、勝者も敗者もなく、おそらく、全員にとって負け試
合となるだろう。」
中国はハーグの仲裁裁判所の判決の無視を決め込んでおり、係争地域に、重戦闘機を受け入れられる格納庫や滑走路を建設してい
る。 中国の行動派ベトナムとフィリピンとの関係に緊張を引き起こしている。
ベトナムは中国に立ち向かって行き逞しいです。
中越戦争には勝っていますが決して強い国ではない。
でも不屈の精神というかしぶといのでしょうね。
南シナ海でも中越の軍事衝突はあり得るかもしれません。
いつもお読み頂きましてありがとうございます。