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北韓、6000億ドルの無償援助しろよ。そうしたら核廃棄するぜ。

2017-05-13 09:52:43 | 中朝関係

北韓、6000億ドルの無償援助で核廃棄

2017-05-12 09:05   東亜日報(朝鮮語)


「北韓が核廃棄を条件に10年間、毎年600億ドルの無償援助と北米間の和平協定の締結を要求した」これは最近、中国の多くの

メディアオンラインサイトに掲載されている内容だ。報道の内容は非常に具体的だ。中国が昨年8月から北韓と核廃棄を前提にした

秘密交渉を進めてきたが、交渉は現在希望的だという。

北韓の要求条件は現在4つ。今後10年間、米国、中国、日本、ロシア、韓国など5ヵ国が無償で毎年600億ドルずつ北韓に提供。

米国と北韓は平和協定を締結し、中国とロシアは北韓との協定を通じて北韓政権の安全を保障すれば北韓は3年以内に核凍結を皮切り

に、段階的に核廃棄の段階まで進むというものだ。


一方、中国は関係国と国連の専門家の監督の下、北朝鮮が60日以内に核施設と原料を廃棄すること。しかし経済援助の形式と金額は、

別途の検討対象と主張し、圧力戦が続いていると伝えた。

当初この内容を報道したのは、香港の有力月刊誌ハルビン正明(爭鳴)5月号だ。中国外務省はまだ公式の反応がない。

しかし、韓国と中国の外交がで懐疑的な反応が多い。600億ドルは、北朝鮮の年間国内総生産(GDP)280億ドル(CIA推定)の

2倍を超える金額である。北朝鮮は、物価を勘案した総生産(PPP)も400億ドルに過ぎない。

たとえそのような提案があったとしても、どの国がその多くのお金を負担するかという反応だ。北朝鮮も交渉を通じて核完成の

時間を稼ごうとする下心あるだけだという分析が多い。


しかし、我々はここで注目しなければならない大きな課題がある。

中国はこれまで「偽ニュース」や「敏感なニュース」は、オンラインサイトでは、ほとんど消した。最初に上がってきたかと思うと

一日二日経つと消えてしまう。再び、検索すると「法律に抵触され、検索が不可能である」という警告文が出てくる。

中国共産党はまだ西側世界と合い入れないものと評価をする「天安門事件」は、最初から、中国の総合検索サイト百度(百度)で

検索ができない。

1989年6月4日に発生し、中国では「6・4事態」と呼ぶが「6・4事態」を打っても、とんでもない内容だけ浮かぶ。天安門事件の

状況を知ることは困難だ。「ごく少数の反革命分子が一ヶ月以上暴動を起こし戒厳部隊が平定した事件」と出てくる。


中国政府の立場で北朝鮮関連問題は、非常に敏感な事案だ。特に、北朝鮮の核は、どの事案より揮発性が大きい。しかし、中国政府は

ハルビン正明の報道内容を一週間消去せずにいる。


ハルビン正明は先月16日、中国外交部がパク・ミョンホ駐中北朝鮮大使館大使を招致し、北朝鮮が追加の核実験をすれば、

石油供給の中断、中朝国境閉鎖などを含む重大な制裁に直面するだろうと警告したという内容もあるが、中国政府はこれに対しても

否定していない。

  

 中国のインターネットは、北朝鮮のいろいろな要求に対し、今まではあまり言われなかったキム・サンパン(金三胖・キム氏の家の

デブ3世、キム・ジョンウンとも呼ばれる)という言葉が復活した。

キム・サンパン・・・朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の元首・金正恩第1書記の中国人における蔑称(一種のインターネットスラング)。中国語で「金氏3代目の太っちょ」という意味。中朝間の冷え込みで中国では多様するようになった。


中国が1968年から1973年まで平壌の地下鉄建設当時の鉄道の工事に2個師団約9万人の技術、材料などをサポートして建設した

にもかかわらず、金日成は1973年1次開通式で、「平壌の地下鉄は、私たちの多くの技術と人材の両方で建設した」と嘘をついたと

半世紀前の過去のことまで非難した内容もある。


中国のネットユーザーの中には、「北朝鮮の核兵器と生物学、化学兵器などの大量破壊兵器はすべて私達にとって脅威であり、

北朝鮮で戦争が起これば、大量の難民は、すべて私たちの領土で入ってくる恐れがあるのに、なぜ私たちは北朝鮮をかばうのか」と

政府の政策について反感を主張する人もいる。


北朝鮮は、中国が先進国になるために最大の障害だという主張まで出ている。


中国政府がこのような敏感な内容でも、中国政府の対北朝鮮基調に批判する内容まで異例のまま置いておくことは、政治・外交的

深謀遠慮が敷かれているという分析が多い。


まず、政治的な面で自国民に北朝鮮に対する反感が造成されることを中国政府が黙認し始めたという点である。

外交的には、北朝鮮に強力な警告を送りながら韓国、米国、日本などには、私たちが北朝鮮の核と関連し、このように協力を

しているという点を密か見せようとする分析である。

背景と経緯はとにかく、中国のこのような態度の変化は、北朝鮮の核放棄を引き出すために肯定信号という点で歓迎すべきことだ。