#陽だまりの彼女 本日の観覧

2013-10-20 20:15:30 | 陽だまりの彼女
本日、午後二回目の部に入って
11回目~!
あ、試写会入れてですけどね。

昨日、husには、試写会一回行って良かったから一緒にいこう、と言ってました♪
おほほ(*^O^*)

さて、今日も今日とて、家を辛くも脱出して行きましたので、
時間ギリギリに滑り込み。

160人位は、入ってたのかしら?
まん中の席は、隙間なく埋まってまして、
右隣は、20代の男性、
左は小学生の女の子とお母さん。

先にこのお隣さんたちのこと。
まずね、右のお兄さま、
私より先に涙腺決壊。
一番最初の試写会で私が泣き出したところと同じ辺りで鼻をすすり始め、
涙をぬぐってるのがありあり。
なので、アレ?お兄さんではなく、女性だったのかと思って、終わってから確認したら、20代半ばとおぼしきお洒落な、浩介を少しセンスアップしたようなお兄さまでした…しかも、一人で!!

左のお子ちゃま、お菓子をずーっと食べてたので、音だけなんとかならんかいな…(((^_^;)だったのが、
やはり、お兄さまに遅れること数分、目を両手でさわり始め、
真緒がしゅうくんと落ちるときは目を覆ってましたわ。
イイコね!


エンドロールで達郎節が流れるなか、席をたったのは7人?かな。

あとは、皆さん、歌と共に浸ってましたね~((T_T))

もうね、これくらい見てれば、いかに鈍い私でも場面と台詞は覚えてきちゃいますね、
ですから、好きなシーン、好きな浩介の表情、好きな台詞の確認作業に通ってるみたいなもので。

浩介の何がいいかってね、
今日確信したのは、
喋りはじめの息。

わかりやすいのは、「昨日進藤さんにあったんだ」の発声する時の舌の音。

え?気持ち悪い?すみませーん!!
だって、スッゴク、そこがいいの!!

気持ち悪いついでに、もう1つ。
クリスマスツリーを飾って旅行のパンフを見せた真緒が、ちょっとシュンとするあと、浩介が彼女を抱き締めるシーン。
映画が公開される前までは、
「ちょっと我慢して…」が最高に思えたんですが、今は、
その後の、抱き締める瞬間…

二人とも最小限の言葉しか発しないんだけど、
浩介がふーっと深く息を吐いて
顔をうずめるようにするのね、
あそこのねー、息の吐き方と抱き締め方がねー、

真緒の体の心配と、ひょっとして居なくなるなんて考えたくない不安を、
真緒を抱き締めることで安心したかったのか…((T_T))

たまらん!!

それからこの映画でイーチーバーン♪
お気に入りの言葉。

「これからもずっと。」

もうお分かりですね♪

「知ってる。」

そして、
「真緒…」
抱き締める…シーン。
この、「ま お…」と言うときの

ま 、を出すときの息がまたいいのねー((T_T))((T_T))




いい加減にした方がいいですな…


あ、あとね、真緒に関してもお気に入りのシーンあります。

浩介とカメラで広告を撮り回って、
カメラを見る横顔の浩介に、
満足したように目を大きく開いて見つめるのね、あの真緒は可愛くてキレイ。素晴らしい!!

そして、浩介を見つけた時の真緒の
高揚感♪
あそこも素晴らしい!!

はあ、とりあえず。
まだ
書き足りない事があるんですが
今日は、ここまで。




シネマトゥデイ 映画評より

2013-10-20 11:54:51 | 陽だまりの彼女


所詮セカイ系だろ、と高を括ってはいけない。 先入観を捨てて臨む価値がある。感傷的なハイ キーの映像と、クローズアップによる視線の豊か な交錯と、懐かしきザ・ビーチ・ボーイズの音楽 によって、純度の高き想いを掻き立てるラブロマ ンスは、サプライズを経て、はかない幻想譚へと 変わる。

松本潤が、いつになく柔らかい。感性演技を封 印した上野樹里は、眼差しでたおやかさと陰りを 表わす。中学時代に扮する北村匠海と葵わかなの 好演も光り、感情に連続性を与える。終盤の展開 をありえないと否定するのは野暮だ。三木孝浩演 出は、日常から非日常へゆるやかに移行させ、彼 女の秘密を信じさせる。「人が人を恋うるとき人 は誰でもさびしんぼう」という大林映画の言葉が 脳裏をよぎり、多様な解釈が拡がる。

暖かな陽光に包まれた男女の時間は限られ、そ れゆえ永遠を希求する。これは、価値観を共有し ながらも喪失を覚える『(500)日のサマー』で あり、時間差よりも切ない『時をかける少女』で あり、そして何より大人びた『崖の上のポニョ』 ともいえる、普遍的なファンタジーの名篇であ る。

清水 節