ミャンマーを訪れたのは、今から8年前の2012年。その一年前の2011年に民主化され、世界の脚光をあびる。ユニクロの進出など多くの話題を提供したのもこの頃だ。まだ中国の賃金が安いという時代に中国の3分の1以下の賃金ということで多くの日本企業がこの国に進出した。
当時人々の暮らしは、まだまだ素朴な感じだったが、高級スーパーが既に進出していてその中を闊歩する若者の中には、今はもう見なくなった「腰パン」(ズボンをさげてパンツを見せる)姿の男の子もいた。
あれから8年、すでにミャンマーらしさは薄らいで、日本と同じようにイオンだらけ、チェーンレストランだらけになっているのだろうか。中国もベトナムも日本と同じような街並みになってしまった。
しかし、若者たちの民主化への思いは強い。遠くは中国の天安門事件、最近では、香港、タイなどの民主化運動。そして今回は、ミャンマー。若者の政治へのエネルギーが凄い。日本ではあたりまえとなってしまった「民主」、まだまだ軍事政権や独裁政治に苦しむ国々は多い。もちろん、日本の「民主」政治も発展途上にすぎないかもしれないが。
日本にとってミャンマーは、とても魅力的な国である。経済的だけでなく、文化的、宗教的にも素晴らしいものが多い。コロナの影響もあるが、できるだけ早くに、平和国家として、民主国家としてのミャンマーを再び訪れれることができることとを祈る。
<思い出の一枚>
アウンサンスーチー氏の実家前で
スーパーの中を托鉢する尼さんたち
高級レストランでお迎えするアルバイト?若者
<主夫の作る晩ご飯>
<寿司太郎>に冷凍エビと冷凍シャケ、イマイチ美味しく出来なかった。
冷凍食品の美味しい解凍方法ってどうするのだろう?