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主夫の徒然なるままに

主夫のブログ 断捨離 レコード編

 何年も読まなくなった本を昨年(R2)に断捨離した。メルロ=ポンティや レヴィ=ストロースなどの思想家の本がヤフオクで人気があった。和辻哲郎や埴谷雄高などの日本の本は、手元に残ってしまった。漫画の全集物も完売。
 さて、今回は、これも部屋の奥に眠っていたレコードを処分することにした。ちょっと面白いと思っていたDVDやCD、例えば、ジョージウインストンのパッヘルベルのカノン演奏を含むDVDやエクソシストのオリジナルサウンドトラックCDなどはすぐに買い手がついた。
 今回は、レコードの断捨離。レコードプレイヤーもアンプも10年ほど前にすべて捨ててしまったので、聴くすべはもうないにもかかわらず、どうしても捨てられない思いが強いのがレコード(=音楽)だろう。若いころのなけなしの小遣いで頑張って買って、何度も何度も聞いたレコード。本を手放すより時よりもせつない気持ちでいっぱいになる。ただ、このまま残しておいても誰かにごみとして捨てらるのなら、誰かに聞いてくれる人がいるかもしれないとレコード買い取り店を探した。大阪にある「スノーレコード」という店のホームページを見つけた。店長のレコードへの思いがかなりの長文で書いてあって、「レコードにまつわる『思い出』を預からしていただく」というところに「グッと」きた。ここに引き取ってもらう決意をした。
 名残惜しいのが、ギャビン・ブライヤーズの代表作『タイタニック号の沈没』のレコード(タイタニックが沈没するときに実際に演奏されていたという賛美歌を元に、エフェクトや加工をし、沈んでゆく様子を表現したコンセプト作品)。

 シタール演奏家ウォルコットを含むオレゴンのレコード数枚も宝だった。ウォルコットは、1984年のオレゴンのコンサート・ツアー中に東ドイツにて自動車事故で死亡したが、それ以前のオレゴンが大好きだった。


ブライアンイーノのAmbient 3: Day of Radiance、これは手放したくはなかった。中古で4800円とアマゾンにあったが、それくらいの価値はあるよね、と思った。このころのイーノが大好きだった。


 そのほかアフリカ音楽や尺八、横笛、民謡、歌謡曲、ジャズ、クラッシクと、とにかく断捨離。聴きたければ、ネットで聴こうと言い聞かせ、レーベルを写真にとって「さよなら」となった。

マハビシュヌオーケストラ 火の鳥

<主夫の作る夕食>

サバの焼き方も上手になった。
お子様用の高野豆腐、アンパンマンのスタンプが可愛い。
 


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