夏至日の出観測点探索結果
6月22日は一応晴れたので観測することが出来た。
観測点石棒はみどりのサークルにある石棒であると考える。
ノーモン位置はオレンジ色で囲んだ石のサークルのセンターにあると考える。
この位置は冬至の日の出ライン上にある。
この結果から、冬至日の出ライン上に、夏至日の出、冬至日の入り、立秋日の出などの観測点が設定されているものと推察できる。
太陽こよみ観測点は、配石内に全て設定されていたことが判明したと考えて良いだろう。
今回の観測装置の配置
日の出は4時57分頃で、太陽は略出きったとき 5時になる。薄曇りのため光が弱く、ノーモンの影が薄く見にくいが、影はほぼ石棒 白い布を掛けたものを置いている の延長ライン上にある。ノーモンの影の右にあるのは人影である。さらに右端の影は木の幹の影である。
ノーモン 旗竿 は配石サークルの中央に置いている。
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縄文時代の金生遺跡は、北杜市全域の地形を太陽観測施設としていて、
遺跡の配石はその中心に位置している。
図 配石と日の出日の入り
図 3D配石
これまでの観測では夏至について、天候に恵まれず・・・
夏至から5日前の 6/16日は雨天でした
図 7/17日 4時57分 人影がノーモンになります
6/17日は快晴で、日の出は薄曇りだったが、石棒との関係が見えました。
石棒は郷土館にあるが、晴れれば観測点探索の可能性があるので
興味ある方はご参加ください。
夏至観測点探索会は 6/21日とその前後
午前 4時 30分頃から 5時 30分頃までの1時間程度 遺跡現地です
主催 金生遺跡を世界遺産にしよう会
これまでの縄文時代の調査より、縄文土器の時代は歴史記録がある時代で
土器開発、マメ類の栽培、弓矢の狩猟開発、魚釣漁の開発、太陽こよみ
の歴史などが記録されていたことから、歴史時代であることが分ってきました。
文字が無くても縄文土器の記録はシュメール文明から10000年以上前から
となり、日本列島の新石器時代は数万年前から始まっていたことに成りそうです。