薬膳とは、伝統的中国医学に基づいた、健康の維持促進や未病を改善する食養のシステム。
必ずしも漢方薬（中薬）を使う必要はなく、日々の食事を考える時に、季節や体調を考慮し、
食材の特性や組み合わせを意識してより効果的な使い方を取り入れた膳を言います。
中医学では、食材や中薬には五つの気（五気）と六つの味（六味）があると言われ、
それらが作用しやすい経絡や部位、臓腑があるとされています。
五気とは「寒」「涼」「平」「温」「熱」の五つ
六味とは「酸」「苦」「甘」「辛」「げん（塩辛い）」「淡」六つ
を言います。
「寒」「涼」は体の熱を取り体内の水分を補う（解毒の意味もある）作用があり、
「温」「熱」は体を温め、血液の循環をよくしたり、痛みを鎮めるといった作用があります。
また、六味の「酸」は筋肉を収れんさせ、肝臓や胆のう、目に効果があるとされています。
「苦」は余分な熱や毒、水分を取り、炎症を抑え心臓や精神に作用します。
「甘」は血液などの栄養を補給し疲労回復や痛みを緩和して胃や消化器官に作用します。
「辛」には血行促進や発汗を促し肺に作用、「げん」は硬いものを柔らかくし、便通をよくし腎・膀胱に作用します。
「淡」はむくみや下痢などの緩和作用があります。
薬膳の材料を手に入れるのは、専門店に行かないと難しいかもしれません・・・
スーパーにはなかなか売ってません
身近なものでは、「クコの実」「ユリ根」「白キクラゲ」「棗（ナツメ）」「松の実」「ミカンの皮」などです。
まだまだ勉強不足でどの薬膳がどのような効力があるのか・・・わかりません
今後は種類と効力について勉強します。
肝心の料理のしかたも覚えないといけませんね・・・
ただ、体に良いことには間違いないようです。。。
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