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霊感-まず咲いて

2006-02-11 08:29:08 | Weblog
 

まず咲く 魁

万作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  俳句 まんさくの黄のなみなみと 暮れにけり 

                古舘 曹人

            俳画    離山房

 霊感   花言葉

 さて、今日の花「マンサク」。


マンサク科。落葉高木または低木。

原産地は、中国・日本です。


花期は、2月~5月にかけて。

花色は、黄色・赤茶色。


高さは3~7メートルほど。

日本には、葉の形によって区別されている
「オオバ(大葉)マンサク」「マルバ(丸葉)マンサク」などが
自生しています。


中国原産のものは「シナマンサク」。

良い香りがし、
紅葉した葉が花の咲くころまで残っていることが特徴。

日本のものと比べると、
花びらのちぢれが少ない感じ。
もっと、「火花」っぽいでしょうか。


マンサクは「まず咲く」が由来というほかに、

花の姿を、「輪になって豊年踊りを踊っている人に見立てた」とか、

枝いっぱいに咲く姿を「豊年万作」にたとえた、という説も。

「マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作になる(山形、福島)」
「マンサクが咲かない年や、花が少ない年は凶作(山形、宮城)」

といった言い伝えもあるようです。

春一番に咲く花として、
今年の気候を占う、重要な役割を担っているんですね。

特に、東北地方で「地位が上」っぽい。

やはり、「春」に対する想いは、
寒ければ寒いほど、ひとしおになるもの。


ちなみに、NHK朝の連ドラに「まんさくの花」
という作品がありましたが(昭和55年)、

舞台は秋田県横手市だったそうです。

不思議な花の形と、
豊作を願う人々の祈りが託された存在。

特別な花として、「霊感」という花言葉がつけられたのでしょう。

     クーミンの花言葉より

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