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慈愛ー金盞花

2006-02-13 09:03:48 | Weblog
 

禁花ー千利休

金盞花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   千利休が切腹のときにこの花を飾ったことから茶室では禁花。

       今日の花「キンセンカ」。


キク科。一年草。

南ヨーロッパが原産地とされます。

日本へは、まず1700年ごろに、
中国から一重咲きの種類が渡来、

その後、現在切り花で主流の八重咲きのものが、
江戸時代なかばに渡来しました。


花期は、3月~6月にかけて。

花色は、オレンジの濃淡、黄色。
花の大きさは、4センチ~10センチを越える大輪まで、
種類によってさまざまです。

草丈は、15~60センチほど。
鉢植え用の「矮小種(小型の種)も出回っています。



一重咲きのものは「ポットマリーゴールド」と呼ばれ、

ヨーロッパでは薬用ハーブとして古くから栽培されています。

胆汁分泌の促進や、止血・傷の治療などに使われたようです。


また、アロマテラピー「ベースオイル」の
「カレンデュラオイル」の原料ともなります。



学名「カレンデュラ」は、
ラテン語の「毎月の1日目」が語源。

この言葉、お聞き覚えがあるでしょ?

そうです、「カレンダー」の語源でもあるんです。

花期が長く、どの月の初めにも
咲いているようにみえることから来たということです。


鮮やかな色は、
ニンジンやかぼちゃと同じ「カロチノイド」。

食用にもされる種類があって、
バターの着色や、サラダなどに用いられます。


花言葉をひもとくと、
「悲しみ」といった悲観的なものが多いのですが、
(花色のせい・・・黄色は欧州ではネガティブなイメージ)

人間の生活に大いに役立つ性質に着目した「慈愛」を
ご紹介させていただきました。

もうすぐ春ですし、
キンセンカの花のように、明るく前向きに!


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