さて、今日の花「ジンチョウゲ」。
ジンチョウゲ科。常緑低木。
中国が原産地。
日本への渡来はかなり古く、
室町時代前後と見られています。
高さは、1~1,5メートルほどで、
庭木にちょうどいい大きさ。
花期は、2~3月。
花芽そのものは、12月ごろから葉の間に見え始めます。
じっくり3ヶ月かけて、つぼみを「熟成」させて、
香り高い花を咲かせるのです。
花色は、多くは「外側が赤紫、内側が白」の
ツートンカラー。
筒状の「萼」の先が、4つに分かれて花びらのように見えます。
改良品種には、白色(シロバナジンチョウゲ)や、
淡い紅色のものもあります。
雌雄異株。
日本で見られるのは、ほとんどが雄株です。
この点は「キンモクセイ」とよく似ています。
名前の由来は、
「沈香(ジンコウ)」と
「丁子(チョウジ)」を合わせた香りに似ているから、
また「香りが沈香」「花が丁子に似ているから」ともいわれています。
ちなみに「丁字」とは、スパイスの「クローブ」のこと。
花を日干しにして煎じた液は、
歯痛や口内炎・のどの痛みなどに効果がある、
民間薬としても利用されています。
それほど勢いよく成長する種ではないので、
剪定はあまり必要ありません。
また、挿し木で増やすことができますが、
移植を嫌うようです。
ジンチョウゲ科。常緑低木。
中国が原産地。
日本への渡来はかなり古く、
室町時代前後と見られています。
高さは、1~1,5メートルほどで、
庭木にちょうどいい大きさ。
花期は、2~3月。
花芽そのものは、12月ごろから葉の間に見え始めます。
じっくり3ヶ月かけて、つぼみを「熟成」させて、
香り高い花を咲かせるのです。
花色は、多くは「外側が赤紫、内側が白」の
ツートンカラー。
筒状の「萼」の先が、4つに分かれて花びらのように見えます。
改良品種には、白色(シロバナジンチョウゲ)や、
淡い紅色のものもあります。
雌雄異株。
日本で見られるのは、ほとんどが雄株です。
この点は「キンモクセイ」とよく似ています。
名前の由来は、
「沈香(ジンコウ)」と
「丁子(チョウジ)」を合わせた香りに似ているから、
また「香りが沈香」「花が丁子に似ているから」ともいわれています。
ちなみに「丁字」とは、スパイスの「クローブ」のこと。
花を日干しにして煎じた液は、
歯痛や口内炎・のどの痛みなどに効果がある、
民間薬としても利用されています。
それほど勢いよく成長する種ではないので、
剪定はあまり必要ありません。
また、挿し木で増やすことができますが、
移植を嫌うようです。