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逆境に耐える

2006-02-14 08:45:03 | Weblog
 

カモミール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     今日の花「カモミール」。


キク科。
一年草「ジャーマン種」と多年草「ローマン種」があり

ます。


原産地は、北ヨーロッパ・西アジア。

薬として最初に使われはじめたのは、エジプトだと

言われています。
日本に渡来したのは、江戸時代の末。


花期は、4月~7月にかけて。

直径1~2センチほどの、白い一重の花を咲かせます。

開花すると、時間の経過と共に、
中心部が盛り上がってきます

草丈は、30~60センチほど。

カモミールとは、ギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味。
その名の通り、リンゴのような甘い香りがします。

また、そばにある植物の病気を治すことから、
「植物のお医者さん」とも言われています。


日本で「カミツレ」というと、
「ジャーマン種」のことを指すようですね。

ハーブティーの原料になるのも、こちらが多いようです。


アロマテラピーでも、ポピュラーなオイルの一つ。

詳しくは「アロマテラピー百科事典」をご覧下さい。

〈ジャーマンカモミール〉
http://www.aroma100.net/archives/2005/10



〈ローマンカモミール〉
http://www.aroma100.net/archives/2005/10


花言葉も、この花の持つ様々な薬効からきたもので、
(上段でご紹介したのは、イギリスでの花言葉)

フランスでは「仲直り」「親交」といった言葉が与えられて

います。


一杯のカモミールティーで、
「逆境に耐える」心のしなやかさを、養いましょう! 

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慈愛ー金盞花

2006-02-13 09:03:48 | Weblog
 

禁花ー千利休

金盞花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   千利休が切腹のときにこの花を飾ったことから茶室では禁花。

       今日の花「キンセンカ」。


キク科。一年草。

南ヨーロッパが原産地とされます。

日本へは、まず1700年ごろに、
中国から一重咲きの種類が渡来、

その後、現在切り花で主流の八重咲きのものが、
江戸時代なかばに渡来しました。


花期は、3月~6月にかけて。

花色は、オレンジの濃淡、黄色。
花の大きさは、4センチ~10センチを越える大輪まで、
種類によってさまざまです。

草丈は、15~60センチほど。
鉢植え用の「矮小種(小型の種)も出回っています。



一重咲きのものは「ポットマリーゴールド」と呼ばれ、

ヨーロッパでは薬用ハーブとして古くから栽培されています。

胆汁分泌の促進や、止血・傷の治療などに使われたようです。


また、アロマテラピー「ベースオイル」の
「カレンデュラオイル」の原料ともなります。



学名「カレンデュラ」は、
ラテン語の「毎月の1日目」が語源。

この言葉、お聞き覚えがあるでしょ?

そうです、「カレンダー」の語源でもあるんです。

花期が長く、どの月の初めにも
咲いているようにみえることから来たということです。


鮮やかな色は、
ニンジンやかぼちゃと同じ「カロチノイド」。

食用にもされる種類があって、
バターの着色や、サラダなどに用いられます。


花言葉をひもとくと、
「悲しみ」といった悲観的なものが多いのですが、
(花色のせい・・・黄色は欧州ではネガティブなイメージ)

人間の生活に大いに役立つ性質に着目した「慈愛」を
ご紹介させていただきました。

もうすぐ春ですし、
キンセンカの花のように、明るく前向きに!


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サクラ草・素朴

2006-02-12 08:54:56 | Weblog
 

素朴・可憐なサクラ草

プリムラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   今日の花「プリムラ・マラコイデス」。
    花言葉  素朴 

サクラソウ科。一年草。

原産地は、中国。
雲南省などとされます。

花期は、12月~5月にかけて。
プリムラの中では、最も早く咲きます。

耐寒性のものと、被耐寒性のものとがあり、
それを分けるのは「染色体」の数ということです。


花色は、ピンク、淡い紫、赤紫、白など。
原種の色は、淡い紫。    

草丈は、30~40センチほど。


プリムラの中では、比較的改良が進んでいないようで、
色数はそれほどでもありませんが、

小輪でかわいらしい花をたくさん咲かせ、
人気の種類。

「ニホンサクラソウ」に、少し趣が似ている所も、
愛されている理由かも知れません。


今まさに、ショップ店頭で「花盛り」のシーズンなので、
いただいたりすることもおありでしょう。

簡単なお手入れ法を。


  日光を好みます。

日の当たる窓際などに置いてください。

次々と花を咲かせるので、
咲き終わった「花がら」を早めにつみ取るのが、
株を長持ちさせる秘訣。


また、10日~2週間ごとに
追肥をしてあげるとよいでしょう。

ショップで相談すれば「液肥」などを
教えていただけると思います。

5月ごろまで、「素朴」で可憐な姿を楽しめますよ!

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霊感-まず咲いて

2006-02-11 08:29:08 | Weblog
 

まず咲く 魁

万作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  俳句 まんさくの黄のなみなみと 暮れにけり 

                古舘 曹人

            俳画    離山房

 霊感   花言葉

 さて、今日の花「マンサク」。


マンサク科。落葉高木または低木。

原産地は、中国・日本です。


花期は、2月~5月にかけて。

花色は、黄色・赤茶色。


高さは3~7メートルほど。

日本には、葉の形によって区別されている
「オオバ(大葉)マンサク」「マルバ(丸葉)マンサク」などが
自生しています。


中国原産のものは「シナマンサク」。

良い香りがし、
紅葉した葉が花の咲くころまで残っていることが特徴。

日本のものと比べると、
花びらのちぢれが少ない感じ。
もっと、「火花」っぽいでしょうか。


マンサクは「まず咲く」が由来というほかに、

花の姿を、「輪になって豊年踊りを踊っている人に見立てた」とか、

枝いっぱいに咲く姿を「豊年万作」にたとえた、という説も。

「マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作になる(山形、福島)」
「マンサクが咲かない年や、花が少ない年は凶作(山形、宮城)」

といった言い伝えもあるようです。

春一番に咲く花として、
今年の気候を占う、重要な役割を担っているんですね。

特に、東北地方で「地位が上」っぽい。

やはり、「春」に対する想いは、
寒ければ寒いほど、ひとしおになるもの。


ちなみに、NHK朝の連ドラに「まんさくの花」
という作品がありましたが(昭和55年)、

舞台は秋田県横手市だったそうです。

不思議な花の形と、
豊作を願う人々の祈りが託された存在。

特別な花として、「霊感」という花言葉がつけられたのでしょう。

     クーミンの花言葉より

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スイートピー

2006-02-10 08:29:15 | Weblog

sweet pea

 

 永遠の楽しみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【エンドウ】


 「いつまでも続く楽しみ」


食べておいしいエンドウ豆ですが、
目にも美しい花を咲かせます。

そろそろ「春野菜」として、
八百屋さんやスーパーで見かけ始めるころでしょうか。

メンデルの「遺伝の法則」発見に
寄与した植物としてもおなじみです。

さて、今日の花「エンドウ」。


マメ科のつる植物。一年草。

原産地は、
ヨーロッパから、中近東など西アジアにかけてと見られていますが、
「野生種(原種)」が、発見されていないそうです。

およそ5000年前(青銅器時代)の、
現在のスイス周辺で生活していた民族の住居跡から、
種が発掘されていることから、

人類がとても古くから利用していたことがうかがえます。


古代エジプト・ツタンカーメン王の棺からも、
エンドウの種が見つかったことも有名ですね。

ちなみに「ツタンカーメンのエンドウ」のさやは、
紫色をしています。


多くの品種があり、
高さは、20センチ~2メートルくらい。

花期は、4月が中心。
白または赤紫色の花をつけます。

日本には、16世紀ごろに渡来し、
明治時代になってから、
ヨーロッパからさまざまな品種が導入され、栽培が広まりました。


「サヤエンドウ」という「野菜」としての利用は比較的最近で、
13世紀ごろから。

それまでは、豆を完熟させて「穀物」として扱っていたようです。
(大豆や、小豆と同じような使い方)


中の豆が小さい内に収穫する「サヤエンドウ」
豆を大きくして、むき身にした「グリーンピース」
「完熟用(穀物として利用)」など、

用途に分かれた品種があります。


最近の人気は「スナップ(スナック)エンドウ」でしょうか。

パリパリした歯ごたえと、
甘みが魅力ですね。

「マヨネーズのお友だち」って感じ。
クーミンは、いくらでもいけてしまいます。

11970年代に、アメリカから入ってきた種類で、

正式には「スナップエンドウ」だそうです! 
(東京ガス「食の生活110番」より)

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ぜんまい

2006-02-09 04:54:55 | Weblog
 

ぜんまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぜんまいの ののじばかりの 寂光土

                       川端 茅舎

    好きな作家です。           ぼうしゃ

 

    
【ゼンマイ】  薇


 「夢想」 


「山菜おこわ」や「山菜そば」などの具、
「山菜の水煮」には、必ず入っています(いるはず)。

「山菜の王様」の異名も。


意外と単体で見る機会って、ないのでは?


食用にするのは、
白い毛に覆われた「くるくる巻き」の若葉です。


 

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たんぽぽ

2006-02-07 08:56:50 | Weblog
 

たんぽぽ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        今日の花言葉 

  
【タンポポ】  


 「真心の愛


昨日の「ナノハナ」に続き、春を告げる花。

どなたも一度は、「ぷーっ!」と、
綿毛を吹き飛ばしたご経験を、お持ちでしょう。


明治時代に渡来した「西洋タンポポ」が、
日本在来種を駆逐する勢いです。 


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驚きの猫柳

2006-02-06 09:10:10 | Weblog

 

  

猫柳ー1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  毎日ー10度以下の日が続くなかで、わが鉢植えの猫柳に花が咲きました。なんとも驚きです。 (ピンク)花 

  今日の花言葉

 【ネコヤナギ】


 「自由」


ふわっふわのネコの毛のような、
花のかたまり。

思わす、頬ずりしたくなっちゃいますよね。

「カワヤナギ(川柳)」という別名もあります。


 

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幸福を招く

2006-02-04 08:50:40 | Weblog
 

福寿草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 福寿草 花言葉 幸せを招く

    福寿草 遺産といふは 蔵書のみ 高浜 虚子

    福寿草 みてしづかなる 命かな  清原 拐童

    

                          俳画 離山房

 

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人間嫌い

2006-02-02 19:45:53 | Weblog

節分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 セツブンソウ】


 「人間嫌い


節分のころにのび始めて、花開くことから、
この名前がつきました。

まだ目覚めていない落葉樹の根元に、
ひっそりとたたずむ姿が、孤高を感じさせるようです。

高山植物にも通じる、凛とした雰囲気。

 

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