今日の花「カモミール」。
キク科。
一年草「ジャーマン種」と多年草「ローマン種」があり
ます。
原産地は、北ヨーロッパ・西アジア。
薬として最初に使われはじめたのは、エジプトだと
言われています。
日本に渡来したのは、江戸時代の末。
花期は、4月~7月にかけて。
直径1~2センチほどの、白い一重の花を咲かせます。
開花すると、時間の経過と共に、
中心部が盛り上がってきます。
草丈は、30~60センチほど。
カモミールとは、ギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味。
その名の通り、リンゴのような甘い香りがします。
また、そばにある植物の病気を治すことから、
「植物のお医者さん」とも言われています。
日本で「カミツレ」というと、
「ジャーマン種」のことを指すようですね。
ハーブティーの原料になるのも、こちらが多いようです。
アロマテラピーでも、ポピュラーなオイルの一つ。
詳しくは「アロマテラピー百科事典」をご覧下さい。
〈ジャーマンカモミール〉
http://www.aroma100.net/archives/2005/10
〈ローマンカモミール〉
http://www.aroma100.net/archives/2005/10
花言葉も、この花の持つ様々な薬効からきたもので、
(上段でご紹介したのは、イギリスでの花言葉)
フランスでは「仲直り」「親交」といった言葉が与えられて
います。
一杯のカモミールティーで、
「逆境に耐える」心のしなやかさを、養いましょう!