夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

親日天国…☆

2013年03月15日 | 日記
クラスの日本人女性3人がそれぞれベトナム少年の洗礼を受けた後、昨日の授業で彼はまたあたしの隣に座った。授業に集中できない。
何かあったら日本語で叱ってやろう。言葉がわからないから角が立たない。

早速彼の肘が領域を侵害し、あたしの教科書の上に乗っかった。
その肘をパシッとはたいてやったら、ヤツは肩を上げてビクッとなった。おもしろい。

授業中先生が、英語の「going down」が中国語の「ゴウ淫蕩」(ゴウは日本にない漢字。十分に、という意味。)に聞こえるという話をすると、ヤツは体を前後に揺らして大ウケ。
「笑いすぎ!」とヤツの腕をパシッ。
その後も「ゴウインダン…ゴウインダン…」とうるさいからまたパシッ。

そんなことをしているうちに、ちょっとだけ仲良くなってしまった。
今日ヤツはオーストラリア人のおっちゃんの横に座った。

休み時間、メキシコ人の男の子が「僕の教科書知らない?」と聞いてきた。
宿題の採点のため教科書を提出した時、どこかに紛れてしまったらしい。
その男の子が先生にそのことを告げると、先生は黒板に「~の教科書を誰か間違って持っていっていませんか?」と書いた。

あたしには確信があった。先生が採点をしている時、先生の目の前に座っていたのは…。
ヤツに「黒板のアレ、読んだ?」と聞いた。
おもしろ眼鏡の山崎邦正は言った。「あ…僕…、2冊持ってる…。」
あたしは指をさして言ってやった。「犯人はコイツだ! 犯人はコイツだ!」
「日本語で何言ってるかわかんないよ…」でもからかわれているのは分かる様子。

まあまあ楽しくやっています。

今日のお昼は北門出たレストランで。2人で78元(1200円)。

           

このレストランの大きな丸テーブルで相席になったカップルが、日本語で話しかけてきた。
2人は池袋に7年住んでいたことがあって、女性の方は他の大学の日本語学科で日本語を教えているらしい。たまたま入ったレストランで思わぬ出会い。連絡先を交換した。

残った料理は持ち帰ることができるという、ステキな情報を聞いた。

           汁物はビニールで。
           

パン屋に寄る事にした。ここでも衝撃の発見。

           何のキャラクター?
           

           この写真については、一切のコメントをお断りします。
           

教科書を入れるバッグが欲しかったので近くの店で購入。25元(380円)

                     

                     柄に一目惚れ。
                     

桃の花(?)がきれいなので公園をぶらぶら。今日もなかなかの撮れ高。

           きれいでしょ。
           

           おじいちゃんが中国ゴマの練習。
           

           輪郭はトトロっぽいけど…。
           

           まさかとは思うけど、くまの……じゃないよね。
           

           春ですから。
           

学食天国…☆

2013年03月14日 | 日記
今夜、日本語学科の大学生たちとの交流会があるらしい。
「互相補導」のパートナーを見つけるチャンスかもしれないが、あたしは行けない。
ゆっちゃんに託す。「いい子いたら紹介して!」まるでおっさんの言い草。

クラスメイトの韓国人の男の子は、背が高くすらっと細く、見るからに誠実そうで、毎朝1番に教室にやってくる。あたしたちは彼を「公務員」と呼ぶことにした。
「公務員」は今朝、うれしそうに報告してきた。「自転車買ったよ」

友和号がやって来た! 紹介します! 350元(5250円)。

           

完全な学食倦怠期に入ったけれど、外食ばかりしていられないので、我慢して行ってみた。
今日はなんと、左の席にトリプル水餃子!
奥の男の子は水餃子をラーメンに浸して食べている。

                  ちょっとわかりづらいけど。
                  

右の席にはコンロ付きの鍋。学食の域を超えている。今度挑戦してみよう。

           

夜、大学の東南門の真横にあるビルの16階で、バレエのお試しレッスンを受けてきた。
事前に「先生はロシア人で、中国語でレッスンをする」と聞いていた。
言われてみれば色白で髪がやや茶色いが、言われないとわからない。

それほど広くないスタジオに16人の生徒。狭い…。
バーレッスンも短い。でも近いから通ってみよう。

ラテンやバレエ、通い放題で月460元(7000円)。
あたしは20回チケット1060元(16000円)を購入しようかと。

撮れ高天国…☆

2013年03月13日 | 日記
あなたはこんな経験がありますか?
部屋の鍵を開けようとしたら、鍵がボキッと折れて先の部分が鍵穴に残ってしまったこと。

ウソでしょ…!?
爪を立てて何とか先の部分を引っこ抜き、慌てて宿舎の階段を降りると、リンチーさんとすれ違った。
「ああ鍵ね。それ、よくあるのよ。」
この人は……あたしに何かあると必ず現れてアドバイスをくれる。それはそれで不思議。

宿舎のおばちゃんによれば、鍵を根元までしっかり入れて回さないとこうなるらしい。
「新しく鍵作るから、5元ね。」
えっ 自腹なの? 5元(75円)って…。

毎日のように新鮮な出来事がある。
面白おかしいこれらのことを、小出しにしてくるからまた憎い。
ただ「ネタ捏造してんじゃないの?」と疑われないか、不安…。

           一応証拠写真を。
           

先日アップした水餃子の写真はなかなか好評だった。
そういえば昨日の昼、取った皿の料理が相当辛くて額に汗しながら食べていると、男の子がトレーに水餃子を載せてやって来て、斜め向かいに座った。
密かに目で数える。……25個、あたしのときより少ない。
すぐに男の子の友達がその隣の席にやってきた。トレーの上には……また水餃子!
あんたら、シェアしなさいよ!

今日の午後は、桜がきれいだと聞いて青龍寺まで散歩。今日の収穫は大きいぞ。

           まずはその桜の様子。空気がよければ…。
           

           罰当たりな…と思ったらちゃんとゴミ箱だった。
                  

           運動器具スペース。
           

           使い方がまったくわからない。
           

 桜の木に登って注意される女の子たち。この後下りられずに、お巡りさんの手を借りる。
           

           お待たせしました。
           

                     横顔はグーフィー?
                     

学園天国…☆

2013年03月12日 | 日記
休み時間、隣の食堂から漂い来る、香ばしく焼いたベーコンの香り。
あのベーコンは塩辛いに違いない! イソップ物語風に言ってみました。

昨日、広島から短期留学で来ている大学生の女の子の一人が、体調を崩して校内の病院に行った。つまりはこっちの食べ物が合わなかったみたい。かわいそうに。
中国が嫌いになって教科書を投げ出さなければいいけど…。

先日あたしの百恵号を羨ましそうに見ていた韓国人の男の子に、自転車の買える場所を教えてあげた。近日「友和号」の写真をアップすることになるかも…?

韓国人は“S”と“Z”の母音が苦手らしい。「ザイ」を「ジャイ」と発音する。
そういえば日本で活躍する韓流スターも「ありがとごじゃいます」って言っている?

おもしろ眼鏡の山崎邦正は今日も、ゆっちゃんの隣に座った。
1時間目の終わり、ゆっちゃんは余裕をみせていた。
「あたし結構大丈夫かも。今日は臭いもないし。」
「ホント? じゃあ、(彼を)お願いします…。」
4時間目が終わると、状況は変化していた。
「やっぱキツイ。すっごい机ガタガタさせるし、勝手に人の電子辞書使うのが許せない!」

ひとつ、誤解のないように言うと、あたしたちは決してベトナム人自体を嫌いなわけではない。彼の行動も、文化の違いと若さゆえのものであることを理解している。
日越友好の印に、あたしは彼に「ホーチミン師」の歌を歌って聞かせた。

そして今日は、西安に着いて以来、最高に有意義な一日となった!
校内の喫茶店で王ちゃんとの互相補導が始まった。
「今日は私がおごります。」
大人として日本人として一度は断ったけど、今日のところは恥ずかしながら甘えることに。

彼女は20歳で、日本語はほとんどできない。教える側としてごく簡単な発音練習をする。
あたしはまあまあ中国語ができるので、濃密な個人レッスンを受けることができる。
彼女には弟がいて、よく勉強を見てあげているからか、教え方も丁寧で、的を射ている。

これほど恵まれた学習環境があるものなの…?
天から舞い降りてきたかのような幸運! かえって怖い…。

   今日は写真がないので、先日の散歩中の公園で出くわしたダンスの発表の様子を。
           

ベトナム少年地獄…★

2013年03月11日 | 日記
英語訛りの中国語、想像できますか?

日本人がカタカナ英語を喋るように、母国語でない言葉を喋ると国の特徴が出る。
欧米人は間によく「AH…」を挟んだり、“R”の発音が“R”過ぎだったり。
ここに来ている日本人の間では、特にベトナム人の話す中国語が聞き取りにくいとの評価。

先週末の、落ち着きのないベトナム人少年の話は、クラスメイトの日本女性(以下ゆっちゃん)との間でも、なかなかの笑い話になっている。

始めの5日間は自分のレベルに合うクラスを探すため、何人もが入れ替わりで授業を受けていた。
週明け、クラスメイトが決定し、あたしのクラスは20人強。

ゆっちゃんはあたしの後ろの席に座った。
授業中、なんかの拍子で振り返った時、私は思わず吹き出してしまった。
例のベトナム少年が、ゆっちゃんの隣に座っていたのだ。

後方から聞こえる、ボールペンをしきりにカチッカチッと鳴らす音。お気の毒に…と思う。
休み時間に早速聞いてみた。
「どうだった?」
「机はガタガタやるし、パーソナルスペースの侵害に加えて、生乾きの臭いが…」

会話練習の時、2人席に1人で座っていたあたしは、後ろで同じように1人でいた黒人の女の子とペアを組むため、席を移動した。
女の子の机の中に、殻付きの落花生が置かれているのが見えた。
黒人の子も、こういうの好きなのかな?
……ちがう!そこ、あたしが落花生あげた時にベトナム少年が座っていた席だ!きゃつめ!

空間、嗅覚、感情に、ずかずか侵略してくる。おもしろ眼鏡をかけた山崎邦正みたいな顔をして、なんとも恐ろしいヤツ。

街へ出て、路上市場でダンス練習用のパンツを探した。35元だと思って買ったら、それは隣のTシャツの値段で、パンツは70元だった。
1050円……高くね? 一応アディダスだ(とは書いてある)し、ま、いっか…。

           城壁の周りで桜が咲き始めた。
           

           にんじゃ下着店。出てきたのは くの一? ん~、30点。
           

           ミッキーマウスと堂々明記してある。85点!