「あなたの文章よく書けているわ。留学生の作文集用の作文を集めてるから楊先生のメールに送って。」と言われたのは、架空の"愛麗"に送った手紙。
「時の経つのは早いもので、あなたたちも結婚して1年になるね。……」
テキトーに書いたものだった。"愛麗"も教科書にあった名前をそのまま書いた。
こんなのを載せられるのは心外。
他の文章を携えて、火曜、楊先生のところに赴いた。
1つは果物の作文。1つはネットショッピング、1つは漢陽稜博物館…博物館の文章に関しては、あまりにあたしが歴史に疎いため、半分を中国大手検索サイト「百度」とガイドブックの説明をつなぎ合わせて埋めてしまった。
バレバレだろうから、極力きれいな字を書いてごまかそうとした。
さて、とりあえずこの中から何か選んでもらおう。
楊先生はあたしの作文を見て言った。
「あなた、ますます字がきれいになったわね。あ、これね!この漢陽稜博物館の感想が本当に良く書けていたって、作文の先生が言っていたわ。」
意外だった。ほとんどただの博物館の紹介なだけなのに。驚くと同時にきまり悪くなった。
「あの……実はその文章半分"百度"なんです……。」
「百度……じゃあこれはいらないわ。」
中国概観の期末テストは宿題形式。
今まで習ったテーマの中から1つ選んで1500~2000文字で自分の考えを書くらしい。
ある程度ネットで調べても良いそうだから、これはうまくいくかも。
「時の経つのは早いもので、あなたたちも結婚して1年になるね。……」
テキトーに書いたものだった。"愛麗"も教科書にあった名前をそのまま書いた。
こんなのを載せられるのは心外。
他の文章を携えて、火曜、楊先生のところに赴いた。
1つは果物の作文。1つはネットショッピング、1つは漢陽稜博物館…博物館の文章に関しては、あまりにあたしが歴史に疎いため、半分を中国大手検索サイト「百度」とガイドブックの説明をつなぎ合わせて埋めてしまった。
バレバレだろうから、極力きれいな字を書いてごまかそうとした。
さて、とりあえずこの中から何か選んでもらおう。
楊先生はあたしの作文を見て言った。
「あなた、ますます字がきれいになったわね。あ、これね!この漢陽稜博物館の感想が本当に良く書けていたって、作文の先生が言っていたわ。」
意外だった。ほとんどただの博物館の紹介なだけなのに。驚くと同時にきまり悪くなった。
「あの……実はその文章半分"百度"なんです……。」
「百度……じゃあこれはいらないわ。」
中国概観の期末テストは宿題形式。
今まで習ったテーマの中から1つ選んで1500~2000文字で自分の考えを書くらしい。
ある程度ネットで調べても良いそうだから、これはうまくいくかも。
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