大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

2014.8.2~3 フィールドデーコンテスト参加【HAM】

2014-08-04 07:54:28 | Weblog


恒例の三原山からの参戦ですが,いつもの場所ではなく山頂駐車場の隅っこからオンエアしてみました.車内の写真は8月2日深夜と8月3日の朝方の様子です.今回のコンテストはどれだけシンプルな装備で交信を楽しめるかをテーマに参加しました.リグは FT-817 (5W・7MHz・CW),アンテナはコメット BNC750(全長975mmの短縮ホイップ) +10mラジアル2条 + 自作アンテナカプラ. 電源は 15AHシール蓄電池でした.モードはモールスのみですがエレキーは使用せず南アフリカ共和国軍仕様の小型電鍵を一つ持参しました.
もっぱら呼びに回り,バンド内を行ったり来たりしながらの交信でした.こちらのコールをなかなか正確に採ってもらえなかったり,ダブってコールすると確実に負けるといった不利な点はありますが全長1mたらずのホイップにしては予想以上に飛ぶという印象でした.何かの足しになるかもとカプラのグランド側に約10mの撚り線を2本接続し地面に這わせておいたのが効いたのかもしれません.
結果は途中帰宅しての睡眠をはさんで夜・翌朝合計 2時間ほどの運用時間で 21交信/15都県 でした.QRPかつ短時間運用の結果としてはまずまずではないかと思います.
シンプル設備の利点は多々ありますが,特に良いと感じた事は,アンテナポールを立てないので中断・場所移動・再開がとても簡単で,撤収は数分で済む事です.今回は車の屋根に設置した短縮ロッドアンテナを片付けていったん帰宅,就寝の後早朝ふたたび同地点にもどってQRVを続けることができました.

↓その他の写真
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.673366369418814.1073741866.100002363704378&type=1&l=535a1c3842

↓昨年のフィールドデー移動
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2014.7.13 利島宮塚山登山

2014-07-15 07:35:01 | Weblog
  
7月13日  利島で撮影

利島は大島の南南西20kmほどにある面積4.1平方キロの小島です.形状は宮塚山(507.5m)を頂点とする成層火山の見本みたいな見事な円錐形です.人口300名ほどの小さな自治体(利島村)で椿油の生産と漁業が主な産業です.今回は大島ウォーキングクラブと伊豆大島ジオパーク研究会から有志を募って日帰り登山と周辺の野歩きを楽しみました.
今回の見どころは古いものでは植樹から300年にもなるみごとな椿林と頂上付近の苔むした巨木群という二つの顔をもつ山様と満開時期を迎えたサクユリです.
大島を0515時発の「さるびあ丸」に乗船し1445時利島発のジェットフォイルで帰宅するという弾丸登山でかなりハードなスケジュールでしたが昭和12年生まれのMさんをはじめ全参加者がコースを完全踏破しました.5時間ほどの行程ですが,海面直近の桟橋から山頂まで完全徒歩のコースはハイキングというよりは登山そのもので野歩き巧者の面々も少々お疲れのようでした.
今回の計画を知った利島在住のKさんが途中合流してくださり道々利島の自然や生活についてお話をしてくださいました.Kさんは利島でガイド業の立ち上げを計画中とのこと,ネイチャーガイドのS姉さんの動植物の同定スキルにびっくりしたようです.野歩きに慣れた参加者の面々からは自然を主体とした利島観光について(思いつきも含めて)たくさんの提案がありました.ガイド起業に際して得るものがあれば幸いです.

登山中のその他の写真はこちら↓

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.662763377145780.1073741865.100002363704378&type=1&l=f7331da813

2014.5.31 JP1YGPのメンテナンス

2014-06-02 07:42:37 | Weblog
5月31日から6月1日まで1泊2日で
新島レピータ局(JP1YGP 439.840MHz)のメンテナンスに行ってきました.
一昨年にタワーの建て替えを行ったのですが,想定外の強風により傾斜してしまいました.ところがサービスエリア等実用上はほとんど実害がなかったことと泊まりがけで新島に渡航する時間的余裕があまりなかったので「そのうちに…」と思いつつ一年以上放置してしまいました.
 
設置場所は観光客もほとんど訪れない山頂ですが,付近の業務局のメンテ担当者(当然無線従事者)の方たちに惨状を目撃されるのは忍びないことと,無線に興味のない新島在住の知人にまで「田附さんのアンテナ曲がっているよ」と言われるに及んでとうとう重い腰を上げた次第です.
設置場所(宮塚山)は海抜430m程でかなり広域のサービスエリアがあります.山頂付近は海風で磯から吹き上げられた柔らかな砂地でいくら突き固めても手ごたえがありません.

  

今回はタワーの二面に根カセを装着し万全を期しました.


ただ考えてみるとロケーション良好な当地ではタワーで地上高を稼ぐ必然性はあまりなく2-3m位の低いものでも充分だったかと反省しています.そうすれば高所の苦手な新島の地元ハムでもアンテナ系のメンテナンスができます.
ハムの習い性とは恐ろしいものでアンテナを設置するとなると少しでも高く上げようとしてしまう.こんな簡単な事になかなか気づきませんでした(^^;
 



2014.5.24 天上山トレッキング

2014-05-26 22:12:04 | Weblog
  

天上山 (神津島 572m) に「登りたい!」という同好のお姉さん達のご希望に合乗りさていただき神津島に行ってきました.島の旅は天候だけでなく海況にも恵まれないと良い結果が得られないのですが,今回はどちらにも恵まれ10数年ぶりの天上山登山を楽しむことができました.この山は岩崎元郎氏の設定した新日本百名山のひとつに上げられている楽しみどころの多い山です.私自身は仕事で過去に20回以上登ったことがありますが,なにしろ10年以上のブランクがあるのでスタミナ不足の心配と業務としての登山ゆえできなかった気ままな寄り道ができる楽しみとが相まった山登りとなりました.
巨大なプリンを思わせる台形の山上は長径2.2kmほどの楕円形で AC838年に噴火の記録のある火口原となっています.ここには食虫植物であるモウセンゴケがあることを聞いていたのですが,いままで一度も見かけたことはありませんでした. 今回は同行の S姉さんがいともたやすく発見しカメラに納めることができました. 驚きました.目のつけどころが違う.さすがネイチャーガイド!!
山上は薄い霧がかかっていましたが,そこそこのシーイングは確保できました.むしろ夏至に近い高度の日差しをもろに浴びることなく歩けたので炎天下を避けることができ良かったと思います.
下山後は赤崎の木道と流紋岩の見本のような磐壁を見学.翌日は帰り船を待つあいだにオタアジュリアのお墓や物忌奈命(モノイナミノミコト)神社をお参りしました.
海況が良すぎると往路で各々自家用車を置いてきた岡田港ではなく元町港についてしまうのですが,適度に荒れてくれたので欠航にはならず,岡田港に着くというまことに天候・海況に恵まれた旅でした.

その他の写真はこちら↓

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2014.4.29 多摩街中ウォーク

2014-05-07 23:05:58 | Weblog
旧聞となりますが….
今年のGWのハイライトは大島出身の同級生で行う多摩地区ロングウォークでした.
武蔵境駅を起点に境浄水場~多摩湖自転車道~小金井公園~再び多摩湖自転車道~小平霊園~野火止用水路を通り、久米川のバーベキュー会場でミニ同年会を開きお互いの健康を祝いました.総行程は13kmほど.

舗装された平地を路傍の景色を楽しみながらトコトコ歩くというコース設定で大島ではほとんど見られないケヤキの新緑を愛で,初めて入園した小金井公園や小平霊園ではその広さに驚いたりとふだんの軽登山とは趣を異にした楽しいウォーキングでした.
終点のバーベキュー場では自慢の娘さんを合流させた仲間もいました.若い女性のたちの華やかさもさることながら父親を「臭い,ダサイ」と忌み嫌っても不思議ではない年頃の娘さんたちが嬉々として参加していたことにちょっとした感動を覚えました(^^)
今回は西東京市在住の同級生が計画しました.島在住ではプランニングの難しいコースを設定し楽しませてくれた彼に感謝して16時頃解散しました.

その他の写真はこちら↓
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2014年2月23日 積雪の三原山

2014-02-23 23:29:05 | Weblog
真冬の三原山を漫遊してきました.
街中の雪はほぼ消えましたが三原山はまだまだ積雪が残っています.特に集合地点である月と砂漠ライン駐車場からもく星号墜落地点付近までは50センチ以上の深さで,わずかながらラッセルが必要な個所もありました.
今回のコースは過去に何度か歩いたことがありますが,これほどの雪の残るシーズンの入山は初めての経験です.

http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/#






慣れない雪の三原山でしたが危険を感じることもなく参加者5名とも大満足の山行きでした. 

総行程8km程ですが雪に足を取られることがしばしばあったことから体力の消耗は普段より多く感じました.また雪原の照り返しは予想以上に強いようで帰宅した現在も顔面に若干ヒリつきがあります.

帰途は早咲きの大島桜満開の大島自然公園でしばらく休息をとりながら
山中と下界の相違を楽しみました.



↓他の写真(96枚)は以下のURLにあります.
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.592489817506470.1073741859.100002363704378&type=1&l=f08462549e>

ペットロス

2014-01-26 23:24:00 | Weblog
昨夜,飼育していた3頭の犬のうちの一頭(チワワ♀)が疾患で昇天しました.
10歳だったので寿命を全うしたとは言い難くしばらくの間喪失感が残りそうです.
ペットロスは場合によっては知人の他界よりも影響が大きいことがあります, その理由は彼らがしゃべることができず,目前にある死を認識できないままこの世を去っていくことに人の死とは別種の不憫さを覚えるからではないかと考えています.

犬との交流の機微は経験者でないと理解しずらい部分があるのでメンタルな事について多くは述べませんが,彼らは個々に多彩な個性があり,想像を超える知能の持ち主であるという点は多くの愛犬家が同意するところだと思われます.

5日ほど前から明らかに健康を害している様子が見られ獣医の所見もうかがって週明けには内地の病院でオペを受ける段取りでした,ところが昨夜みるみるうちに生命力が衰え,もはやこれまでと思われたので日頃彼女の好む姿勢で抱いていたところ30分ほどで息を引き取りました.
その時もろもろの感慨が起こりましたが,たぶんずっと覚えていそうな出来事がひとつありました.

絶命する数分前のこと,もはや声を出す気力も残っていないはずなのに,こちらを見ながら 2声,3声しわがれ声で吠えたのです.この行動の解釈はいかようにもできますが私には別れを告げているようにしか思えませんでした.

人以外の動物が自分の死について認識していることの例に有名な象の墓場伝説がありますが,わたし自身は

「自らがいずれ死ぬことを知らず,全力で生を全うし,ある日ふと死んでいく動物たち」方や
「人は死を知りながらそれを信じることのできない存在」(構造と力 浅田彰)

という対比で捉えていました. 今回の臨終に起きた出来事は明らかにそれとは異なるように思えます.
実際にはどういう理由で発声したのかは永遠の謎ですが,犬たちの知能は今私が考えている以上に高いのかも知れません.

2014.1.4 被災地登山とカルデラ内のサクユリ播種

2014-01-04 22:57:17 | Weblog


あの日から80日が経過しました.捜索活動も一段落し,いくらか落ち着いたのでジオ研仲間とともに被災地や崩落現場を巡り山頂付近まで登ってみました. 
昨年も何度か三原山を歩きましたが起点は山頂駐車場がほとんどだったのでコースの高低差はせいぜい200m程度でした.
今回はふもとからなので高低差は約500mです.崩落現場を直登した個所もかなりあり,いつもよりハードなトレッキングとなりました.山頂目指してこの高低差を徒歩で登るのはほぼ40年ぶり,途中息が上がってしまい休憩を繰り返しながらようやく目的地に到着しました.
街区の被災地は瓦礫処理がかなり進み広大な更地が広がっていますが,高度が上がるにつれ手付かずの家屋をはじめとした災害の残滓が目に入り始めました.
ご遺体の発見現場と思われる献花のある瓦礫塊や途中出会ったお線香をあげている方の脇では手を合わせながら登りました.
住宅地域を抜け山体の崩落地帯に入ると1338年の溶岩流の露頭がしばしば現れましたが素人判断では溶岩流と噴火堆積物(火山灰)の境界面がそのまま地滑りの境界面となったわけでは無いように感じました.
御神火スカイライン自体は多少路肩のえぐれている個所もありますが総体としては走行可能なように見えます.整備が進めば通行止め解除はさほど遠いことではないように思えました.
午後はもう一つの目的であるカルデラ内でのサクユリの種まきを行いました.
地元の自然愛好会の催しで,かつてはたくさん見られたカルデラ内のサクユリを復活させる活動です.株が減少した原因は花卉として出荷する目的の乱獲と病虫害のようです.環境省の許可を得た区割りに従い各々移植ゴテ持参の会員の方たちと一時間ほどかけて種を植えました.うまく根付けば3年ほどで可憐な白百合が一面に咲くはずです.

↓フェイスブックアルバムにリンクします↓
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.567588496663269.1073741858.100002363704378&type=1&l=30c19a787c

OutlookExpress から Thunderbird への移行で四苦八苦

2014-01-04 01:20:18 | Weblog
XYLのWinXP機をWin7機に買い換えたのは良いけれどメールの転写が面倒でXP機もメールの時だけ使用するという状況が一年ほど続きました.
そろそろ限界が近づいたのでファイルのエクスポート/インポートを実行することにし今日重い腰をあげました.

アウトルック・エクスプレス(XP)からサンダーバード(Win7)に移行するのだけれど,
作業を始めてすぐにこれが普通ネット上に開示されているやり方ではうまくいかないことに気付きました.

最初に見つけた方法はXPのメーラーからメールファイル群をいったんUSBメモリにコピーし,
Win7機上のサンダーバードにインポートするというものでしたがこの方法はまったくペケ.

よく調べてみるとサンダーバードのインポート機能を使ったメールファイルの転送は同一PC上でないと働かないことが判明.

仕方ないので旧XP機にもいったんサンダーバードをインストールし,インポートを済ませた後にそのメールファイルをUSBメモリで
吸い出し,Win7機のサンダーバード上の同じファイル位置に上書きするという方法で完了しました.

メールファイルの自動インポート機能は単にファイル形式を書き変えるだけではなく,他の付帯情報も必要とするようで,
そのためには二つのメーラーが同一PC上で連絡可能でないとうまくいかない,ということのようでした.
この方法に気づくまでに2時間以上かかり2100時頃スタートした作業が終わった時には0時を過ぎていました.

WinXPのサポート終了に伴い,この手の作業依頼が続くような気がしているので,この件よく覚えておこうと思います.


カーボローディング

2014-01-03 17:24:18 | Weblog
年末始のお休みは前半セカセカと掃除片付けに精出し,元日は早朝登山までしたのだけれど着実に質量増加中です.
本日入浴前のヘルスメーターの値は74.7(ジャンボか!)
デフォルト値より確実に2kgほど増加しました.あとどれくらい増えるのか休み明けが楽しみです(^^;)