竹の小道
「 竹の小道 」
誰もいない 竹の小道を
ゆっくり ゆっくり 歩く
まっすぐな 青竹の間を
澄んだ陽光が すり抜ける
晩秋の風が 竹を揺すると
竹の葉たちが ざわめく
・・・・・
青い空が 高く 高く澄んで
白い雲が 低く 低く浮んで
冬支度の 小鳥が 囀っている
・・・・・
遠くに 藁焼の煙が 棚引いている
遠くの 梵鐘の音が 聞こえてくる
・・・・・
2014年 晩秋
笠原 道夫
「 竹の小道 」
誰もいない 竹の小道を
ゆっくり ゆっくり 歩く
まっすぐな 青竹の間を
澄んだ陽光が すり抜ける
晩秋の風が 竹を揺すると
竹の葉たちが ざわめく
・・・・・
青い空が 高く 高く澄んで
白い雲が 低く 低く浮んで
冬支度の 小鳥が 囀っている
・・・・・
遠くに 藁焼の煙が 棚引いている
遠くの 梵鐘の音が 聞こえてくる
・・・・・
2014年 晩秋
笠原 道夫