石山寺正門前
紫式部像
源氏の間
牛車
愛縁無常の物語
「 紫式部 と 石山寺 」
紫式部は 都をはなれ
琵琶湖のほとりに立つ
名刹石山寺に 参寵する
石山寺の本堂から 琵琶湖を望み
夜の月が 湖上に 銀色の光を
投げかけているのを ひとり眺めながら
宮廷生活で 引き起こされる
人間模様の はかなさ かなしさを
縦糸と横糸を 綾に 織りなし
愛縁無常のこころを 美しく 悲しく
移ろいゆく 人の命の はかなさを
冷静に見つめ 物語へと 昇華していく
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その物語が 千年以上も 読み継がれ
日本人の心にも長く しみ込んでゆく
世界中の人の心にも しみ込んでゆく
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2025年1月10日
今年は 源氏物語に挑戦しようかな!?
笠原 道夫