ウチの塾には
遠くから、
中には、2時間近くもかけて
東京や埼玉から通ってくれている塾生が
かなりの数いる。
個人塾で、
これだけ広いエリアから
生徒を集めている塾は
全国にも例がないと思っている。
塾で
一番大切なことって
何だと思う?
成績を上げること?
志望校に合格させること?
勉強を好きにさせること?
どれも正しいとは思うけど、
上にあげた例は、
全て結果についてのものだ。
結果というからには
あとからついてくるものだ。
いま僕が言いたいのは、
結果が出る前でも
「この塾に通いたい!
この先生と勉強したい!」
と、生徒たちが思ってくれる
理由を話したい。
なぜ、遠くからでも
ウチの塾に通ってきてくれるか?
それは
ウチの子たちが苦しいときに
その親たちが苦しいときに
その苦しみを分かち合えたからだ
と、思っている。
人ってさ、
本当に苦しいときに
相談できる相手って、
なかなか見つからないんだよね。
そりゃ、親とかは
相談相手にはなってくれるけど、
成績を上げるコツまで
熟知している親なんていない。
相談相手は、
やはり、その道の「プロ」に限る。
だって、プロは
経験値がハンパないからである。
ウチの塾は
今日まで長い年月をかけて
多くの苦しんでいる子どもと親の
相談相手になって
一緒になって苦しみを分かち合ってきた。
そこから生まれる信頼関係が
塾にとって
一番大切なことだって
僕は思う。
もちろん、
周りの人、出会った人たちにも
恵まれたように思う。
いい子どもたち、
理解してくださる親御さんたちが
30年にもわたって
途切れることなく
来続けてきてくださって今日がある。
今まで出会った皆さんに感謝して
今日も子どもたちと保護者に
寄り添う塾を
続けていきたい。