親って生き物にはね
よそ様には言えない、
「本音」がありますよね。
特に
我が子のことに関しては。
学校の先生にも言えない
ママ友にも言えない
ホンネの中のホンネです。
「そんなことを言ったら
あの親、欲丸出しね
と言われるだろうな…」
みたいな本音です。
塾の先生なら
その本音ってヤツを
言えそうな気もしますが
キレイゴトを並べる先生も
実際のところ多いですからね。
塾の面談に行っても
学校の面談みたいな
上辺だけのキレイゴトを話して、
消化不良起こして
帰ってくることも
多いんじゃないかと思います。
僕も親ですから
我が子に関しては
「欲の塊」だと思います。
僕は本音で話すのが
大好きなので
「こんなこと言ったら
親としての品格を
疑われないかしら…」
と思わなくてけっこうです。
むしろ我が子に関しては
その「欲の塊」であることが
親としての
あるべき品格だと思います。
本当は皆さん、
本音トークを話す相手が
欲しいんだと思います。
スポーツなんかでも、
そうでしょ?
本当は皆さん
「絶対ウチの子のほうが
上手いから!!」
って思ってるでしょ?
「うちの子が
当然、試合に出るべきだ!!」
って、思ってるでしょ?
それを笑顔の下に隠して、
家に帰ってきて
夫婦で熱くなって
盛り上がるわけでしょ?
親は大変です。
その燻る本音、思い
ウチの塾の保護者の方は
どんどん僕たちに
その思いを語って下さい。
問題を解くのが遅い子たちは
スピードが遅い
というのもあるが、
それだけでなく
問題を解いてから
次の問題を解くまでの
間が長い。
次の問題に行く前に
意識的もしくは無意識的に
なぜか休憩を取る。
一方で
解くのが速い子は
次から次へと
貪るように問題を解く。
問題を解くスピードって
思考の持続力による
影響も大きい。
ウチの塾の子たちを
よく観察していると
「親」の存在の大事さに
幾度となく気づかされます。
親が焦り、
ターニングポイントで
間違えてしまうと
子どもは
失敗ができなくなってしまいましす。
つまるところ
何もできない子ども
になってしまうのです。
これまで何百人もの親の
「子育ての成果」
を身近で見てきました。
そうした中で
どう考えても
そちらは間違いで
どう考えても
こちらの方に正解がある
そう思えるものを
ウチの塾の指導に
採り入れてきました。
「間違っちゃう親って
徹底的に
全部間違いのほうを
選択していく」
なんで
気づかないんだろか…。
まあ、
今の時点で
それが正解だと思うのであれば
別に悪いことではないのでしょうが
後になって
その子育ては失敗だった
と気づいて、
そこから
修正していけばいいのです。
でも
子どもって
あっという間に
成長してしまいますからね
その修正は
その子に対してじゃなくて、
下の子に…
になってしまうのかもしれません。
どこの高校に進学するかよりも、
どこの高校に進学したとしても、
高校に入ってからの
成績の方が圧倒的に大事だ。
ウチの塾では
何度も何度も
子どもたちに
それを伝えている。
昨年、とある中3生との
三者面談でのこと。
その子は、
僕から見ても、
保護者が見ても、
明らかに
進学する予定の高校で、
下位になる事が
予想できていた。
本人のやる気や
勉強への取り組みの姿勢から、
そう感じたのだ。
本人も、
それは分かっていたはず。
そこで、
「高校入学後、
クラスで何番なら
キミは納得できるのかい?」
って聞いてみた。
その子は、
「10番以内」
と即答した。
クラスで40人生徒がいれば、
上位25%以内だね。
その時の様子を
保護者の方と本人の承諾のもと、
動画に撮ったんだ。
半年後の
最初の中間テストで、
答え合わせをするためだ。
そろそろ、
その時期が来た!
半年前の
あの日の答え合わせを
する時が来たぞ!
あの日から見たら、
キミは、
半年後の未来の自分!
キミの結果は、
どうなんだ!?
教育ママは、
基本、孤独です。
勉強面で
味方になってくれるのは、
一部の学校の先生や
旦那さんや
塾の先生しか
いないのが普通です。
ママさん同士で、
子どもの勉強に関する
会話があったとしても、
味方になってくれる人は
少ないでしょう。
だから、
教育ママは、
基本、孤独なんです。