地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

「頑張ってるのに成績が上がらない!」と主張する子たち

2021-06-21 11:30:00 | 日記
「こんなに頑張ってるのに
成績が伸びない!」

と主張する子たちは

「実は、試験前にしか勉強しない子」

「実は、最後までやらない子」

「実は、言われたことしかやらない子」

「実は、考えずに答えを書く子」

「実は、嘘をついたり誤魔化したりして
    頑張ってる風に見せてる子」


すべての行動に「実は」がつくのは
本人に自覚がないから以外の何者でもない。


【その1】
覚えないといけないことを
それなりに真面目に覚える。

【その2】
分からないこと、できないことを
分からない、できない、と自覚しする。

【その3】
分かろうとする、できるようにする
取り組みができれば
勉強はできるようになっていく。

「コツコツやっているのに伸びない」
と思っている子たちは
たいてい【その2】が駄目な場合が多い。

分かっているか否かを
自覚しながら勉強することは難しいよ。

だから、自然に
できる子とできない子に分かれるんだ。

自然にできないことは
訓練してできるようにしなければならない。

習慣を変えることは難しいが
これをしないと
いつまで経ってもできるようにならない。


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学力を本当に伸ばしたいと思うなら

2021-06-21 05:43:00 | 日記
学力を伸ばしたいって本当に思うのなら、

「勉強時間をもっと増やします!」

とか、

「毎日勉強します!」

などと言う前に、

宿題や持ってくる物を

きちんとメモを残して、

塾に行く時は前もって確認をし、

忘れ物等をしない努力から

始めるべきだ。


目標は大きくてもいいよ。


だけど、

日々の行動など

小さなことから始めるのが

成功の鉄則なんだよ。


きちんとするということを

もう少し身につけないと

学力は伸ばせないのだよ。


日々の行動を丁寧にすることは

頭を良くするし、ミスも減らせるんだ。

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地元の中学の英語の授業が心配だ

2021-06-20 12:38:00 | 日記
地元の中学校の英語の授業の進め方、
今すぐにも修正が必要だと思う。

本文とその和訳が書かれている
プリントを配布して、
授業で解説された文法事項等を
そこに書き込むといったものだ。

教室にいる生徒の学力差が大きく、
このタイプの授業をせざるを得ない事情も
分からなくもないが、
こういう授業は
正直あまりよくない。

英語を読めるようになるには、
未知の文章を
先生の手解きで読み解き進める作業が
絶対に必要なのだが、
その手のプリントを配ると、
文の「構造解説」にはなるが、
「読み解き進める」形にはなりにくい。

抽象思考がまだ未熟な中学生だと
構造解説を読み解きに転化するのが難しい。

結局、和訳だけ覚えて
試験に臨む子が増えている。

授業者は
そういう子を増やさないための工夫を
しなければならないのだが、
結局そういう子が増えるやり方に
なってしまう。

漢文の訓読を
読む順番に番号をふるよう言われ、
読む順番は分かったけれど、
自分だけではできないみたいな感じで
授業が終わる。


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「大丈夫だよ!」の魔法

2021-06-20 06:07:00 | 日記

僕はよく、「大丈夫だよ」と言う。

おそらく面談やメールやLINEで

僕に言われた保護者や生徒も

多いのではないだろうか。

 

実はこれには

ちょっと大きなストーリーがある。

 

ウチの塾には

実力があるのにメンタルが弱くて

真の力を発揮できない子たちが多くいる。


そんな子たちに、僕は

「最近、変わったことない?大丈夫?」

って聞いていた。

 

普通はそう聞くと思う。

 

でもね、その子たちは、泣きながら

 

「大丈夫?って聞かれると

もっと不安になるから、

大丈夫だよ!って言って欲しい」

 

そう言ったんだ。

 

そこからかな。

 

僕は必ず「大丈夫だよ」って言って、

その日に僕に起こったイイコトを話すようにした。

 

もちろん

それで劇的に改善することはなかったけど、

それでも「大丈夫だよ」って言った後は、

なんだか少し落ち着いてくれるような気がした。 

 

不安な人はね、

理由なんか関係なく不安なんだよ。

 

その時にね、

「大丈夫ですか?」

って聞かれても、

「そんなもん、分からんわ!」

って気持ちになるよね。

 

だからまず、

「大丈夫だよ」って言ってあげるようにしてる。

 

根拠もないのに?

 

うん、そう。

根拠なんて関係ないよ。

 

とにかくね、

不安な気持ちを少しでも小さくしてあげたいんだ。

 

そしたら不思議なもんでね

不安が小さくなると、

人はなんか力が湧いてきて、

自信が持てて、前に進めるんだ。

 

分かる?

 

そうだ

根拠を自分の力で作れるようになるんだよ。

 

例えばね、その大学にに行けるかどうか

不安になってる子たちにね

「大丈夫、君は行けるよ」

そう言ってあげる。

 

そしたらその子は、

「え?行けるの?本当に?

そうなのか・・・行けるのか!よし!」

って気持ちに近づいていけるんだよね。

 

なんか適当なことを言ってるように

思うかもしれないね。

 

でもね

僕の「大丈夫」には、

僕なりの経験と確信があるんだよ。

 

だから僕はこれからも言う。

 

「大丈夫ですよ」って。


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勉強ができない本質的な理由

2021-06-14 17:54:00 | 日記

勉強ができない子

っていうのは

 

ワークの反復回数が

足りなかったり、

いろんな問題を

解いてなかったり、

 

そういうことが

原因じゃない。

 

ちょっと教えてあげて、

目の前の問題が

できるようになっても

 

ちょっと頑張らせて

テストの点数が上がっても

 

前にも書いたけど、

風船に穴が空いている

状態だから

 

息吹き込んで、

多少膨らんでも

すぐに萎むことは

あらかじめ分かってる。

 

だから

まず穴を塞がないとダメ。

 

穴の数や大きさは

人それぞれだから

なかなか

上手くいかない時もある。

 

穴ぼこだらけ

にしておいて、

 

点数を

取らせてください!

 

って言われても

無理なもんは

無理なんだ。

 

もちろん、

塾の全精力を上げて

頑張るけど

 

なかなか、

すぐに結果なんて

出ない子もいる。

 

穴が多すぎたり、

逆に穴が増えていく

なんて子もいるし。

 

塾という仕事は

目に見えない部分も

結果に出てしまう

ということだ。


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