蛹から羽化して数分
9月15日、ツマグロヒョウモンチョウの幼虫が蛹(サナギ)に変身した
蛹から羽化するには気候・気温にもよるが、今の季節は9~12日と聞いた
今日は25日(10日目)、良く晴れた朝、出勤する夫から羽化しているよ、と声がかかる
慌ててカメラを持って出る
脱出する瞬間を見る事が出来なかったが
蛹のトゲの反対側、蛹殻を押し上げ出た場所が撮影出来ていた
足場を蛹トゲの方に置き
じっと飛び立つ準備をしているみたいです
同時に左側の蛹も脱出、羽化に成功
足場を蛹トゲから移し、いよいよ飛翔
飛んだ先は、幼虫時にスミレを食した場所の近く
塀にとまり、、
近づいたのでバタバタ逃げる態勢
完全にひらひら旅立ちました
ツマグロヒョウモンチョウが育った蛹の殻が、風に揺れていた
無事に完全変態して良かったが天敵もいます
天敵は他の鱗翅目の幼虫と同じで
鳥、蜂、カマキリ、カメムシ、クモ、アリ、寄生バエ、寄生バチなど
毒は無いので、普通に襲われます
ツマグロヒョウモンの活動時期は
地域にもよるが成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生する
他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的
幼虫は各種スミレ類を食草とし、冬は幼虫や蛹で越冬する
野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなど好み食します
※次頁は同時にメスの旅たちも、記録に残すことができました
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