
新年生菓子
濃茶のための和菓子「主菓子」を大晦日、新宿伊勢丹で購入
今年は例年より手渡しがスムーズでした
選んだ和菓子は「老松」の新年生菓子
いつも迷うのですが、一番落ち着くのですね
令和7年の歌会始のお題「夢」にちなみ、初夢に出てきた春の景色を表現した「夢想」
夢想(薯蕷きんとん製・つくね芋、手亡豆、白大豆、大豆、こし餡入)
春慶(薯蕷製・手亡豆、白大豆、上用粉、緑餡入)
神の梅(こなし製・手亡豆、白大豆、白餡入)
※名前分からず(左)
▼
ふっくらと滑らかな丸み、柔らかそうな生地に包まれた餡
和菓子一つをとっても、いろいろ想像したり、調べたり、、、
春の景色をいち早く想って、私が頂いたのは「夢想」
菓子折りを開けると見覚えのあるしおりが入っていました
山人艸果シリーズ、と言うのでしょうか
果実菓子「夏柑糖 」、「大和橘」を頂いた事があります
丁寧な作り方を知り、一気に食べたいところですが、ゆっくり味わって❤
=共に投稿済=
山人艸果由緒
山人艸果(さんじんそうか)は、
古代から日本の風土に育まれた天然起源の果実を使いおつくりした菓子です。
垂仁天皇のころ、勅命にて、田道間守が常世へ不老長寿の果実「橘」を探し
持ち帰ったのが、日本の菓子の起源とされています。
美味物、それは菓子。日本の古代においては古能美や久多毛能でした。
自然の恵みに感謝し、山野の草木に宿る霊を敬う。
老松は、菓子発祥の心をいつまでも大切にして、守り続けることを使命と考えております
老松HPより転載
老松は宮廷祭祇官・卜部(うらべ)家の流れをくみ
その先祖は、菓祖神 田道間守(たじまのもり)を摂社に持つ
吉田神社の祭神、天児屋根命(あめのこやねのみこと)に発しているそうです
※以前にも、田道間守につきましては、「非時香果 大和橘」で投稿しました
私は煎茶でも美味しく頂ける「御所車」が好きですね
あっさりと炊きあげた粒餡をやわらかな落雁で包み
三枚型の木型で御所車を模したやわらかな押紋菓子
(6個入り:918円(税込) )
出典:老松
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