
嘯月:雛菓子「あこや」
京都出張中の知人から、京菓子情報のラインがきた
定めた上菓子店へ行けたようで、久し振りの「嘯月」の紹介
東京ではあまりお見かけしない雛菓子「引千切(ひちぎり)」
虎屋、嘯月では「あこや」との名で販売されています
※昔の宮中行事の戴餅(いただきもち 丸餅の中央をくぼませ餡を乗せたもの)
緑、桃、白の土台にそれぞれあんこが載っています
あこやはアコヤ貝(真珠貝)に似ているから
また宮中で、餅を丸める時間がなくて引きちぎって作ったから、らしい
京都:紫野にある「嘯月(しょうげつ)」 コチラ
初代当主は名門「虎屋」で修業を積み
大正5年、独立して、両替町通御池を下がった場所に嘯月を創業した
最初にラインで見たフォトは
「鍵善良房」店頭のショーケース
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鍵善良房:雛菓子「ひちぎり」
「かたつむりみたいな形」と付け加えていた、、、
飛び出した頭らしき先は角(つの)? 確かに
背中のきんとんは、上生菓子好きには眼を惹き付ける
白、紅のひちぎり(こなし・きんとん)
緑のひちぎり(こなし・黒つぶ餡)
※「鍵善良房」は祇園石段下の和菓子の老舗
じっさい買ってきた嘯月の「あこや」は、台になるお餅の部分は
緑、白、桃の三色のこなし製
餡は、緑が小豆こし餡、白が小豆つぶ餡、桃が白小豆こし餡の組み合わせ
雛祭りのお菓子菱餅の配色と同じです
緑が厄除け(植物の新芽を表現)
白が子孫繁栄(雪)
桃(紅)が魔除け(桃の花)の意味
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