毎日テレビをつければオリンピックですねぇ。勝負事は嫌いじゃないので、合間にちらほら見ますけど、柔道の永山選手の「誤審」事件はちょっとひどいなぁと思いましたし、ロシアの選手は国として参加は認めないのに(個人資格で参加可)、イスラエルは無問題でOKっていうのはどうなんですかねえ。何かこう、世界が注目する舞台で堂々とアンバランスなことをされるのは非常に不快で嫌な感じがします。競馬界の方が、「公平さ」を担保しようという意思が見える分だけ、少しは「まとも」だと思いたいです。
さて、今日は土曜のレースから札幌日経OPを選んで少し「予習」をしておきます。去年の勝馬ブローザホーンがその後重賞を勝って、春天2着からグランプリ宝塚記念制覇まで駆け上がりました。今年もそんな出世馬が潜んでいるのかどうか。過去10年のデータを見ていきたいと思います。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
〇目黒記念 8頭(※該当なし)
〇天皇賞・春 7頭(※該当なし) 〇日経賞 2頭(アドマイヤハレー⑦6着)
〇函館記念 2頭(プラチナトレジャー⑮5着)
〇グリーンS 2頭(※現在施行せず)
ちなみに、前走との間隔では、中9週①が最多で、以下、中3ヶ月②、中3週③と続きます。①②に該当する馬はいませんが、③は上の五稜郭S(キミノナハマリア)が該当します。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳:9頭 〇5歳:10頭 〇6歳:4頭 〇7歳以上:7頭
/〇牝馬:1頭 〇騸馬:4頭
4・5歳が主力(全体の7割)ですが、長距離戦らしく年長馬(7歳=4頭/8歳=3頭)も好走が目立つレースです。ただ、今回出走する7歳のアドマイヤビルゴは斤量60㌔、8歳サトノエルドールは同58㌔ですので、重量負けの感じがします。
3)血統
去年勝ったブローザホーンはエピファネイア産駒ですが、全体としてはサンデー系の産駒(特にハーツクライ、ディープインパクト)が優勢です。個人的な好みで言うと、母系のノーザンダンサー系も気になりますが。ここでは数が多くなりますが、父サンデー系の血統の馬を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アドマイヤビルゴ :父ディープインパクト/母父Elusive City(Gone West系)
・ショウナンバシット:父シルバーステート(ディープインパクト)/母父Medaglia d’Oro(Sadler's Wells系)
・サトノエルドール :父ディープインパクト/母父Fasliyev(Nureyev)
・セファーラジエル :父キズナ(ディープインパクト)/母父Out of Place(Turn-to系)
・フルール :父キズナ(ディープインパクト)/母父Malibu Moon(A.P.Indy)
4)JRAホームページのデータ分析
重賞競走でないので、JRAのホームページのデータ分析はありません。
5)宮田式バイオリズム◎
・キミノナハマリア 4・3・2・6
・シルキーヴォイス 3・2・1・17
・ディナースタ 4・1・0・14
・フルール 3・2・0・12
6)結 論
中心はショウナンバシットかディナースタでしょうか。どちらも一長一短なところはありますが、札幌2・0・0・1の戦績を評価してディナースタを中軸とします。相手はもちろん、メトロポリタンSで同馬に先着しているショウナンバシット、4歳牝馬ですが長い距離がよいフルール、あとはセファーラジエルあたりでしょうか。マカオンドールは近走やや壁に当たっている感じがしますが、一変するなら今回かも知れません。タイムオブフライトは札幌の馬場をあまり得意としていないようなのでどうでしょう。キミノナハマリアは距離が課題です。
ということで、
◎ディナースタ 〇ショウナンバシット ▲フルール △マカオンドール……
で狙ってみようと思います。
明日から8月。夜には虫の音が聞こえてきたので、季節は秋に向かっているとは思うのですが、日中の暑さはまったく衰える気配なしで、外仕事はそれこそ「命がけ」です。なるべく無理せずにやりたいものですが。本日もお読みいただきありがとうございました。どうか一日無事でありますように。