最近またコロナ感染者が増えてきているようです。マスクをしている人も一頃よりはだいぶ減りましたし、世間の警戒感が薄れているのは確かなんで、気をつけないといけないなあと思います。
今日は日曜の中京記念を検討してみます。2年ぶりの小倉開催となり、過去のデータがどこまで活きるかわかりませんが、ハンデ戦なので波乱要素はあります。一応過去10年の3着以内馬のデータを振り返ってみますが、2021・22年の小倉開催は別格(赤数字)としておきます。
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬
・58㌔ 1頭
・57.5㌔
・57㌔ 4頭 1頭
・56.5㌔ 1頭
・56㌔ 9頭 2頭(アスクワイルドモア アナゴサン エスコーラ)
・55.5㌔ 1頭
・55㌔ 5頭 1頭(テーオーシリウス ワールドリバイバル)
・54㌔ 3頭 1頭
・53㌔ 2頭
・52㌔ 4頭 1頭
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
〇米子S 5頭 (アナゴサン⑩3着 エスコーラ⑦9着)
〇パラダイスS 4頭 〇安田記念 2頭 2頭(エルトンバローズ⑭8着 カテドラル⑱16着)
〇NHKマイルC 2頭
〇マイラーズC 2頭 1頭
〇京王杯SC 2頭 〇マーメイドS 2頭 2頭(タガノパッション⑤15着)
〇谷川岳S 2頭 1頭
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳:2頭 〇4歳:6頭1頭 〇5歳:17頭4頭 〇6歳:4頭1頭 〇7歳:1頭
/〇牝馬:6頭2頭 〇騸馬:0頭
4)血統
全体としてはサンデー系ですが、小倉の芝1800ということならば、ロベルト系のエピファネイアやモーリスの産駒も台頭してくる印象です(サンデーもロベルトも遡れば同系ですが、個人的には別立てで考えています)。ここでは、父ロベルト系の血統を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アルナシーム :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ディープインパクト
・エピファニー :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ディープインパクト
・セルバーグ :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父キンシャサノキセキ(フジキセキ)
・ソレイユヴィータ :父スクリーンヒーロー(グラスワンダー)/母父カーネギー(Sadler's Wells)
・ワールドリバイバル:父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父アグネスタキオン
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①伏兵が活躍:過去10年で⑥人気以下が13連対
②前走オープン特別組が中心:過去10年3着内馬の14/30頭が該当
③ヘイルトゥリーズン系(サンデー・ロベルト系)が活躍
:キングカメハメハなどミスプロ系は不振か
④5歳以下。前走より斤量が軽くなる馬に着目。
②はほとんどの馬が該当します。③ではエピファニー、エルトンバローズ、カテドラル、セオあたりの実績馬が浮上してきます。④だと、セルバーグとニホンピロキーフでしょうか。
6)宮田式バイオリズム◎
・アナゴサン 4・7・4・16
・エスコーラ 4・0・1・3
・カテドラル 4・6・1・24
・タガノパッション 2・2・8・13
・ボーデン 4・4・1・10
・ワールドリバイバル 2・3・1・11
7)結 論
前走GⅠ組の3頭が能力上位と見れば、平地で決め脚が冴えるカテドラルを狙いたいところですが、さすがに8歳馬ですしねぇ。エルトンバローズも強いと思いますが、59㌔だと連に絡むのが精一杯と見ます。あとエピファニーもいますが、ハンデ戦ですので、ここは思い切って軽量馬を軸馬に据えようと思います。勝つまではどうかと思いますが、狙いはハンデ55㌔のワールドリバイバルです。去年の8月小倉日経opで2着があるように、この時期の小倉1800はこの馬にはぴったりです。GⅠ・GⅡクラスでは能力的に太刀打ちできませんが、GⅢのハンデ戦ならば、3歳時に福島ラジオNIKKEI賞2着があるように、ぎりぎり粘りこめる感じです。ここ2走二桁着順が続いて今回人気を下げそうなのも好都合でしょう。相手は、上記3頭とセオに、カテドラルを物差しにして一緒に走って好走している馬から、アルナシーム、セルバーグ、ロングラン、穴馬でニホンピロキーフまで加えて、三連勝負がおもしろいと思います。
◎ワールドリバイバル 〇エルトンバローズ ▲エピファニー △カテドラル
で今日はまとめておきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。週の後半からまた猛暑になるようです。無事にお過ごしくださいませ。