Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

7/25(木) どうなる 新潟競馬初日

2024-07-25 | 分析
 毎日酷暑が続きますが、暑さが苦手なのはサラブレッドも同じ(か、それ以上)です。JRAは暑さ対策として、今年から試行的に夏の新潟競馬で昼休みを長く設定することにしたそうです。他場では通常通りということなので(今年は夏の小倉開催がないので)、他場(札幌)と符合していたレースが大きくずれることになります。昔、札幌で「薄暮競馬」をやっていた時期がありましたが、感覚的にはあれに近いのかなあと思います。ファンにとっては単に夕方まで馬券予想が延びる程度のことなのか、ラジオやテレビの中継もありますし、関係者は「拘束」時間が延びて、慣れるまで大変そうです。
 
 今日はその「暑さ対策」初日、土曜新潟のレースをいくつか検討してみます。6Rと7Rの間に3時間半の長い昼休みを挟み、「メイン」は休み明けの7Rになるそうなので、この日のメイン予想は7Rの関越Sからということになります。
 
新潟7R 関越S op 芝1800 
 3歳GⅠのホープフルSで人気になったガストリックが復帰戦を迎えます。東スポ杯でハーツコンチェルトやドゥラエレーデを破った実力が本物かどうか、注目です。あとは、同じ4歳勢に有力馬が多い印象で、シルトホルンクルゼイロドスル、牝馬のアスコルティアーモなどが目につきますが、その他では、セレシオントゥデイイズザデイに、雨が降ったらホウオウリアリティといったところでしょうか。平坦で直線の長い新潟コースだけに、上がり脚が速いというよりも、トップスピードが持続するタイプでないと、ゴール直前で交わされる(交わせない)という展開になる感じがします。戦績的に一番無難なのはシルトホルンで、このメンバーなら楽に先行でき、最後まで脚が貯められそうですが、新潟だけに、好位差しができそうな馬を上に取りたいところです。その点で「最適」とまでは言えませんが、前走のメイSでシルトホルンに迫った末脚にちょっと脈がありそうな感じがしたクルゼイロドスルを中軸に据えてみようと思います。相手は上に挙げた馬たちに、グランスラムアスクアルビージャフライライクバードなどを加えて、中波乱狙いとします。まとめると、
 
 クルゼイロドスル 〇シルトホルン ▲トゥデイイズザデイ △ガストリック……
 
新潟9R 新潟ジャンプS J・GⅢ 芝3250 
 ここは昨年の覇者サクセッションと一昨年の覇者ホッコーメビウスの「二強」に、実力馬のトライフォーリアルと新潟の障害を得意とするサペラヴィーがどこまで迫れるか、といった構図だと思います。実績上はダイシンクローバーもいますが、一頭だけ斤量61㌔を背負わされて、やや割引きが必要でしょう。あとは、サイードパトリックニューツーリズムといったところですが、やや実力差を感じないでもありません。マイネルヴァッサーもいますが、すでに11歳で、新潟コースが得意なわけではないので、ここまでは加えなくともいい感じです。ということで、
 
 トライフォーリアル 〇サクセッション ▲ホッコーメビウス △サペラヴィ……
 
 あと12Rに出雲崎特別(2勝クラス ダ1200)もありますが、これは人気でもシュヴァルツガイストストリンジェンドトモジャミあたりでしょうか。時間がなくなってきたので、ここらへんで止めておきます。
 
 明日は金曜なので、日曜の重賞レースに出走する各馬の追い切り評価を集めてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。無事に一日を終えられますように。
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