前半戦の節目となるグランプリレースが迫ってきました。3月にドバイシーマを勝って世界ランク1位となったイクイノックスが、ここも圧勝劇を演じれば、秋の凱旋門賞も……という期待を抱かせます。どんなレースになるか、人気薄が絡む余地はあるのか、馬券的妙味はともかく、楽しみな一戦です。
今日は、このグランプリGⅠ宝塚記念に出走する馬たちの追い切り情報や評価を集めて寸評をつけてみようと思います。参考にさせていただいた記事や動画の作成者、運営者のみなさん、いつも本当にお疲れ様。感謝申し上げます。
日曜阪神11R GⅠ宝塚記念 出走馬 追い切り まとめ
・ライラック:一週前好状態。今週は軽めも、エリザベス杯2着時と遜色ない動き。馬場次第だがここも好勝負か。
・カラテ:坂路54.0-39.1-25.4-12.5。時計は目立たないが、脚さばきはよく、好調の部類。道悪希望。
・ダノンザキッド:坂路53.4-38.6-24.9-12.2。脚さばきも力強く、状態は良好。距離が延びてどうか。
・ボッケリーニ:坂路53.7-39.1-24.8-12.0。中2週で抑えた内容だが、終いの伸び脚は鋭く、好調と見る。
・イクイノックス:早めの栗東入り。CW53.1-37.4-23.1-11.3。ドバイ帰り緒戦だが、反応は依然絶好。
・スルーセブンシーズ:CW50.2-35.7-22.4-11.2。時計的に申し分なく好調。牡馬もいるGⅠ戦でどこまで。
・プラダリア:坂路53.5-38.8-25.3-12.6。終いの伸び脚が重めで、もう一歩の印象。
・ヴェラアズール:海外遠征帰り。手前がコロコロ替わり、印象は今ひとつ。昨秋JPの出来にはないのでは。
・ジャスティンパレス:CW52.2-37.4-22.8-11.3。終い楽に好時計を出し好調。「一強」にどこまで迫れるか。
・ディープボンド:CW37.3-23.6-11.7。ゆったりした大きなフォームで好調。昨年4着。ここでもそこそこには。
・ジェラルディーナ:海外遠征帰り緒戦ということもあり、終い重点に抑えた内容。調子落ちは感じないが……。
・アスクビクターモア:南W36.1-23.2-11.5。手前替えが今イチながら、気配は徐々に上向き。
・ジオグリフ:ダート転戦の海外遠征帰り。終い重点で、直線の伸びは悪くないが、現状でどこまでやれるか。
・ブレークアップ:坂路53.7-38.9-25.3-12.4。前走・天皇賞春4着と遜色ない出来。重馬場ならチャンスも。
・ユニコーンライオン:CW38.5-23.9-11.8。海外遠征帰り。2021年の2着馬だが、やや平凡な印象。
・モズベッロ:坂路54.2-39.3-25.4-12.6。時計は出さないタイプ。2021年大阪杯2着と同じく、道悪なら。
・ドゥラエレーデ:CW36.0-22.6-11.5。時計はまずまず良好。パワーが生かせる馬場なら、このメンバーでも。
イクイノックスが文句なしの一番手で、二番手はジャスティンパレス、三番手以降は牝馬のジェラルディーナやスルーセブンシーズ、ライラックなど高評価できる馬が何頭かいましたが、敢えてボッケリーニを挙げておきます(あまり人気にならないことを祈ります)。あとは、斤量で5㌔の差をもらった3歳のドゥラエレーデが穴を開けられるかどうかといったところでしょうか。
イクイノックスが2006年のディープインパクトに匹敵する勝ち方をするのか、それとも他馬が鼻を明かすのか、日曜を楽しみに待ちたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
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