日曜のGⅠ安田記念の検討の続きです。言わずと知れた東京の芝マイル戦ですが、最近の勝ち時計は1分31秒台が出ても当たり前のようになっていて、2019年の勝馬インディチャンプに至っては1分30秒9です。これはひょっとして距離が100m短くなってるんじゃないかと思う程ですが、昔(1990年、もう33年も前です)怪物オグリキャップが安田記念を1分32秒4でレコード勝ちしたとき、こんな時計はもうしばらく破られないんじゃないかと思っていた頃からは隔世の感があります。昨日有力馬の持ち時計を比べてもあんまり意味がないんじゃないかみたいなことを書きましたが、今回もし乾いたパンパンの馬場でレースをしたら、上のインディチャンプの1分30秒台のレコードを破る可能性だってあるでしょう。
しかし、どうも今週は台風の接近もあって雨の日が続く模様で、当日良馬場のレースになるのは見込み薄な感じです。もし、不良馬場にでもなったら、持ち時計の優劣はすべて「ご破算」にして予想しないといけなくなりそうです。ジャスタウェイが勝った2014年、雨・不良でレースが行われたときは、2着にグランプリボス(16番人気)、3着にショウナンマイティ(10番人気)が突っ込んで波乱となりました。日曜日のレースは上位人気馬同士では決まらず、伏兵の台頭があるかも知れません。
では、どんな馬が穴を開けそうか。去年に続いて再度臨んで来たダート王のカフェファラオ(去年17着)や、雨得意のナランフレグ(去年9着)、重芝得意のハービンジャー産駒ナミュールのほか、先日雨中のNHKマイルCを制したばかりの3歳馬シャンパンカラーも4㌔の斤量差があるので意外に通用しそうな感じもしますが、個人的に最も注目しているのがソウルラッシュです。4連勝で臨んだ去年は6番人気13着でしたが、秋は東京の富士S2着、マイルCSで4着と、一線級と互角に渡り合えることを証明し、前走読売マイラーズCでシュネルマイスターにクビクビの3着と好ステップでここに臨んで来ました。今年はおそらく去年よりも人気を下げるでしょうし、重馬場は昨年、中山の春興Sでウインシャーロットに2馬身差をつけて勝っているので大丈夫でしょう。乾いた芝では時計的にあと一歩足りない感じですので、その分を重馬場で埋めてくれるのではと期待しています。昨日有力馬の中で太字にしたソダシとの2頭軸マルチでうまくはまる馬券になってくれるとうれしいのですが。
この後所用で出かけるので、いつもより短めですが、今日はこんなところで。本日もお読みいただきありがとうございました。関東以西はいよいよ雨のシーズン到来です。今日も一日がんばっていきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます