忙しいのを理由にしたくはないのですが、土日の予想は全然でした。年に何回かこういうことはありますが、何かナビもなく車に乗って配達先を探すような感じでした。こういうときはやらないに限るんですが、それができないところがねえ。まだまだ宮田さんの域には遠い感じです。まあそんなことを言ってるうちに、あと何年ボケずにいられるかという年になってしまいました。今週末からまたGⅠシリーズが再開するので、次は何とか会心のショットを決めたいものです。
今日は日曜京都のエリザベス女王杯の検討です。府中牝馬S組が大挙して参戦しますが、勝ったブレイディヴェーグは出てきませんので、これは大混戦です。「鬼」の居ぬ間にどうなるか。3歳のレガレイラがここでも通じるか、あるいは古馬の新興勢力が台頭するか、阪神開催の3年を含む過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら、考えてみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇府中牝馬S 12頭(シンティレーション⑩2着 ルージュリナージュ⑪5着
モリアーナ③8着 コンクシェル⑦9着
コスタボニータ⑥11着 ライラック⑨13着
ハーパー⑤15着)
〇秋華賞 6頭(※該当なし)
〇オールカマー 4頭(サリエラ④12着)
〇札幌記念 3頭(※該当なし)
前哨戦の府中牝馬Sと秋華賞をステップとする中3週が突出しています。大きく離れての次位がオールカマーの中6週と札幌記念の中11週というところです。前走がGⅠ・GⅡクラスでないのは、2021年に3着だったクラヴェルのGⅢ新潟記念くらいです。まだopクラスで実績のない馬たちにはやや敷居が高い感じです。
2)年齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 8頭 〇4歳 16頭 〇5歳 5頭 〇6歳 1頭
3歳勢が古馬に混ざって健闘しているとはいえ、4歳馬中心は動かせません。今年の3歳はレガレイラ1頭ですので、4歳勢から何が抜け出てくるのかが焦点です。
3)血統
父サンデーサイレンス系の優位は明らかですが、主流のディープインパクトとともにハーツクライ、ステイゴールド系の好走が目につきます。母系はノーザンダンサー系とキングカメハメハなどのミスタープロスペクター系でしょうか。該当馬が多すぎるので、ここでは母系のミスプロ系だけ拾っておこうと思います。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・シンリョクカ :父サトノダイヤモンド(ディープインパクト)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ライラック :父オルフェーヴル(ステイゴールド)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ルージュリナージュ:父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父ルーラーシップ(キングカメハメハ)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 伏兵の台頭に注意
:①③人気の複勝率高いが、⑥~⑨人気の複勝率17.5%も侮れない
② 前走GⅡ組が中心:特に府中牝馬Sの着順一桁の馬
③ GⅠ連対経験のある馬の複勝率31.5%
④ 前年の3着以内馬のリピート:複勝率47%
⑤ 優勝馬は4歳以下か
浮上するのは、レガレイラとハーパーでしょうか。2頭に続くのが、4歳ではコンクシェルとモリアーナ、5歳ではライラックとルージュリナージュあたりです。
5)宮田式バイオリズム◎
・ハーパー 2・2・2・5
・ライラック 2・1・2・12
・ラヴェル 2・0・0・9
6)結 論
ルメールさんのレガレイラが斤量が軽くて有利ですが、届かない競馬が続いていて、鞍上も仕掛けどころに難儀している感じもあります。人気になるのは避けられませんが、①人気に支持されるんなら、軸は別馬を考えたいところです。となると、前哨戦で大負けして人気を下げそうなハーパーかライラックあたりが狙いめです。差し脚が決まれば後者ですが、使い減りしていないハーパーにも惹かれます。この馬中心でいこうかと考えています。あとは、C.デムーロが騎乗予定のスタニングローズと岩田康に乗り換わったモリアーナに、距離がもてばルージュリナージュを連下で押さえておこうと思います。例年飛び出す二桁人気の大穴はコンクシェルとホールネスあたりでしょうか。ラヴェルもいますが、川田くんが乗るのでやや人気が出てしまいそうです。
ということで、
◎ハーパー 〇レガレイラ ▲ライラック △コンクシェル……
でまとめておきます。
明日は土曜のデイリー杯2歳Sを検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。連休最終日ですが、やっと秋晴れが続くようになりました。今日も無事な一日でありますように。