Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

6/25(火) ラジオNIKKEI賞の展望

2024-06-25 | 分析
 今週からJRAは舞台を小倉と福島に移し、いよいよ本格的な夏競馬の季節となってきました。日曜のメインには小倉と福島でハンデ戦が組まれています。昨日斤量が発表されたので、今日はまず福島のラジオNIKKEI賞を検討してみます。過去にはフィエールマンやパンサラッサなど、GⅠ戦で活躍する馬を輩出しているレースです。去年勝ったエルトンバローズも、毎日王冠1着、マイルCS4着など、現4歳世代としては名のある実績馬となりました。今年のメンバーにも意外な「大器」が潜んでいるかも知れません。この時期の3歳重賞にハンデ戦を組むことには疑問を呈する向きもありますが、馬券的な妙味は大きいので、穴党としては楽しみなレースです。夏の福島の開幕週を飾る一戦を的中させて、勢いをつけたいところです。過去10年のデータを項目ごとに見ていきましょう。
 
 
1)斤量(ハンデ)  ※( )内は今回の該当馬 
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     3頭
 55㌔     6頭
 54㌔     10頭ジュンゴールド ショーマンフリート
                ヤマニンアドホック ログラール 
 ・53㌔     9頭(*該当なし
 ・52㌔     1頭
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇1勝クラス   8ショーマンフリート②1着 メイショウヨゾラ②4着
                ログラール③1着)
 〇プリンシパルS 5頭(*該当なし
 〇白百合S    3頭ミナデオロ④1着 オフトレ①2着
 〇皐月賞     2頭シリウスコルト⑬14着 アレグロブリランテ⑮15着
 〇NHKマイルC 2頭*該当なし
 〇青葉賞     2頭サトノシュトラーセ⑥4着 ウインマクシマム③5着
 〇早苗賞     2頭*該当なし
 
 前走との間隔(ローテーション)では、中7週が最多、次いで中4週で、7割の馬が中4~7週に収まっています。ちなみに、①は今回該当なし、②は白百合Sで、中4~7週では中6週の ショーマンフリート(上の1勝クラス)も該当します。
  
3)血統
 梅雨時だけに馬場状態次第なところはありますが、近年は父ロベルト系がわりと好走する傾向です。個人的には、これに母系ノーザンダンサー系が加われば、「晴雨兼用」というか、「全天候型」で信頼がおけそうな感じがしますが、今回この組み合わせの馬は見当たりません。あとは、雨馬場になったときのミスプロ系でしょうか。一応、この2パターンで拾い上げておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
  ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・ジュンゴールド :エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ゼンノロブロイ
 ・ログラール   モーリス(スクリーンヒーロー)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 ・シリウスコルト :マクフィ(Dabawi)/母父ゼンノロブロイ
 ・ミナデオロ   :レイデオロ(キングカメハメハ)/母父Unusual Heat(Nureyev)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①2勝以上の馬、あるいは重賞で連対経験のある1勝馬
 ②内枠有利:1・2枠の複勝率30%超/外枠の上位人気馬は勝てていない
 ③前走が5月だった馬に着目
 ④勝ち馬の主流は、斤量54か55㌔、前走1着(or ダービー前哨戦使い)、上り時計上位
 
5)宮田式バイオリズム 
 ・アレグロブリランテ   1・2・0・2 
 ・ショーマンフリート   2・1・0・2
 ・セッカチドラゴン    1・0・0・1
 ・セットアップ      2・1・0・2
 ・ミナデオロ       2・1・1・3
 ・ログラール       2・0・1・2
 
6)結 論  
 ハンデ戦でなければ重賞で好走している馬が上位だと思いますが、3歳のこの時期に3、4㌔の斤量差をつけられると、さすがに軽ハンデ馬の有利は動かせないところです。狙いは、54㌔で走れるショーマンフリートログラールあたりだと思いますが、父ロベルト系の血統を評価してログラールの方を中軸とします。相手は、ショーマンフリートに山藤賞で勝っているヤマニンアドホックも54㌔で不気味ですが、基本的には重賞を走って来た馬から、アレグロブリランテサトノシュトラーセウインマクシマムシリウスコルトを上位にとりたいと思います。セットアップもいい馬ですが、58㌔はさすがに重い感じです。穴ならジュンゴールドの一変ではないでしょうか。
 ということで、今日のところは、
 ログラール 〇ショーマンフリート ▲シリウスコルト △ジュンゴールド 
でまとめておきます。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。全国的に梅雨入りして、場所によっては大雨が続きます。災害や事故がないことを祈ります。7月が近づいてきました。今日も一日がんばりましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/23(日) 本日のねらい 宝塚記念ほか

2024-06-23 | 朝予想
 昨日の天保山Sはいい狙いだったのですが、3着のメイショウテンスイが抜けてしまって残念なことになりました。メイショウの馬は穴で特注と日頃から言ってて、肝心なときにこれではねぇと猛省です(去年の1着のメイショウダジンは買えていたのに)。ついでに書きますと、締め切り後のオッズでは、258の枠人気の順番が入れ替わって、サトノルフィアンの5ではなく、エーティーマクフィの2が下になっていました。「枠人気下位」の「法則」からすると、サトノルフィアンが連を外さなかったのはラッキーだったのかも知れません。
 
 さて、今日はいよいよ上半期のグランプリ宝塚記念です。今日の京都は一日雨模様のようです。人気のドウデュースは有馬に続くグランプリ連勝となるでしょうか。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。
 
 6/23(日) 京都11R 宝塚記念 GⅠ 芝2200 
 〇1番人気枠=4枠  ドウデュース①    ディープボンド⑨
 〇2番人気枠=2枠  ジャスティンパレス②
 〇3番人気枠=8枠  ブローザホーン③   ルージュエヴァイユ⑩  
 〇4番人気枠=3枠  ベラジオオペラ⑤
 〇5番人気枠=7枠  ローシャムパーク④  ヤマニンサンパ⑫   
 〇6番人気枠=5枠  プラダリア⑥     ヒートオンビート⑬    
 〇7番人気枠=1枠  シュトルーヴェ⑧
 〇8番人気枠=6枠  ソールオリエンス⑦  カラテ⑪
 
 馬場がどこまで悪化するかわかりませんが、体力勝負になってもジャスティンパレスなら粘り通せると見ています。追い切り採点がいま一歩だったことが不安要素ですが、あとは鞍上ルメールの腕前に期待するのみです。相手は、人気のドウデュースよりも雨馬場を苦にしないところから何頭か選ぼうと思っていますが、一番おもしろいのは、追い切りでS評価をつける方もあった4歳のソールオリエンスです。世代比較では劣勢の4歳世代ですが、大阪杯では4歳のベラジオオペラが勝ちましたので、そろそろ4歳の成長力が古馬一線級の水準に追いつく頃かもしれません。重馬場の皐月賞で見せた豪快な決め脚を再現する絶好のチャンスと見ています。あとは、京都の重馬場実績のあるブローザホーンプラダリアのほか、ローシャムパークディープボンドも堅実です。牝馬のルージュエヴァイユはどうでしょうか。追い切りの評価が秀逸でしたし、鞍上の川田は魅力ですが、乾いた馬場の方がいいタイプだと思うので、ここは押さえまでかなと思います。
 ということで、
 ジャスティンパレス 〇ソールオリエンス ▲ブローザホーン △ベラジオオペラ……
で三連勝負をしてみます。
 
 最後に東京のメイン、パラダイスSの一覧を貼りつけておきます。今の段階では軸馬を2頭にして、今日の東京競馬の枠連の動き次第でどちらを中軸に据えるか判断することにします。ハンデ戦だけに楽しみです。宝塚記念の前に一稼ぎできるといいのですが……。(※馬名頭の数字は斤量)
 
 6/23(日) 東京11R パラダイスS opL 芝1400 ハンデ
 〇1番人気枠=7枠  54ロジリオン①      57グランデマーレ⑨
 〇2番人気枠=6枠  57リュミエールノワル⑤  55シングザットソング⑦
 〇3番人気枠=3枠  53オーキッドロマンス③  55アサヒ⑥  
 〇4番人気枠=5枠  53シュトラウス②        57フリームファクシ⑪
 〇5番人気枠=2枠  54ドロップオブライト④  55サトノペルセウス⑫
 〇6番人気枠=1枠  57メイショウチタン⑧   53ゴールデンシロップ⑭    
 〇7番人気枠=4枠  57ボルザコフスキー⑩   51スコールユニバンス⑯
 〇8番人気枠=8枠  53アルーリングウェイ⑬    52カルリーノ⑮
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。今日もみなさんの好配当・高配当を祈ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/22(土) 本日のねらい

2024-06-22 | 朝予想
 グランプリ前日の今日は、先週と同じく重賞レースがありませんが、京都の天保山Sをねらって検討してみます。昨日の雨でダートは締まっていますが、どんな影響が出るか。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。
 
 6/22(土) 京都11R 天保山S op ダート1400 
 〇1番人気枠=8  ロードアウォード①  アルファマム③     
 〇2番人気枠=2  エーティーマクフィ④ スマートフォルス⑩
 〇3番人気枠=5  サトノルフィアン②  コパノパサディナ⑭        
 〇4番人気枠=3  エルゲルージ⑥      メイショウテンスイ⑪
 〇5番人気枠=1  レオノーレ⑧     ベジャール⑨
 〇6番人気枠=4枠  テーオーステルス⑦  ロードラディウス⑬
 〇7番人気枠=7枠  ハチメンロッピ⑤   メイショウダジン⑯
 〇8番人気枠=6枠  コパノニコルソン⑫     ピンシャン⑮
 
 無難なところでエーティーマクフィから入りたいところですが、258が枠人気上位5つに収まるパターンとなっているので、最も人気のない5の②人気、サトノルフィアンを中心視します。昇級初戦ですが、去年の暮れにはエンペラーワケアと好戦したこともあり、実力上位は確かです。前走の時計もまずまず優秀でした。今日の京都のダートはほぼ回復が見込めませんから、去年重馬場のレースで6着だった点が引っかかりますが、馬場よりも距離1800の方が主たる敗因と見ています。もともとが芝使いの馬ですから、重・不良のダートでも相応に走ってくれるのではないでしょうか。相手は、当然エーティーマクフィのほか、①人気はやや被りすぎの感じもありますが、川田騎乗のロードアウォード、斤量57㌔がやや重いアルファマムなど、人気上位馬たちですが、レオノーレベジャールスマートフォルスらの人気薄も侮りがたいと思います。去年ほどの大波乱にはならないまでも、どれか一頭人気薄が絡んでヒモ荒れくらいになってほしいところです。
 ということで、
 サトノルフィアン 〇エーティーマクフィー ▲スマートフォルス △レオノーレ……
で三連勝負を考えています。
 
 今日は函館と東京もありますが、そちらは略して、最後に、明日の宝塚記念の前売りオッズから枠人気の一覧だけ載せておきます。
 
 6/23(日) 京都11R 宝塚記念 GⅠ 芝2200 前日朝 
 〇1番人気枠=4枠  ドウデュース①    ディープボンド⑨
 〇2番人気枠=2枠  ジャスティンパレス②
 〇3番人気枠=8枠  ブローザホーン③   ルージュエヴァイユ⑩  
 〇4番人気枠=3枠  ベラジオオペラ④
 〇5番人気枠=5枠  プラダリア⑤     ヒートオンビート⑬
 〇6番人気枠=7枠  ローシャムパーク⑥  ヤマニンサンパ⑫    
 〇7番人気枠=1枠  シュトルーヴェ⑧
 〇8番人気枠=6枠  ソールオリエンス⑦  カラテ⑪
 
 ドウデュースの優位は動かせませんが、昨日のブログで追い切り評価が高かったルージュエヴァイユやソールオリエンスが今のところあまり人気がないのは好都合です。あと、プラダリアの⑤人気がちょっと不気味な感じです。昨秋、重馬場の京都大賞典を勝ったのが評価されているということでしょうか。天候と馬場適性が馬券のポイントになりそうですが、詳しくは、明日また検討してみます。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/21(金) 今週の追い切り情報 まとめ

2024-06-21 | 調教
 金曜の今日は、上半期のグランプリレース、日曜京都の宝塚記念に出走する各馬の追い切り評価を集約してみます。web上に情報を上げている管理者のみなさん、いつもおつかれさまです。
         
 日曜 京都11R 宝塚記念 GⅠ 追い切り評価 まとめ  
 ★★★★★ 5.0   ルージュエヴァイユ  ドウデュース            
 
 ☆★★★★ 4.5   
       4.3   ソールオリエンス   ローシャムパーク    
       4.1   ベラジオオペラ
  ★★★★ 4.0   シュトルーヴェ
 
  ☆★★★ 3.5   ジャスティンパレス     
       3.3   ブローザホーン
       3.1   ディープボンド     
   ★★★ 3.0   ヒートオンビート
  
 平均値が★5つ満点評価なのが、ルージュエヴァイユドウデュースです。去年5歳牝馬のスルーセブンシーズが2着したように、このレース、過去の傾向からは牝馬が好走します。前走大阪杯で鋭く伸びて3着だったルージュエヴァイユは好調が続くタイプでもあり、ここでも期待大でしょう。ドウデュースは追い切り評価でケチをつけている人は、私見の範囲で皆無でした。海外遠征帰りですが、疲れもなく、有馬記念に続くグランプリ制覇に抜かりなしといった印象です。ともに上位人気になるのは確実でしょう。それから、ソールオリエンスの上昇を評価する声が目立ちました。世代間比較では劣勢の4歳馬で、大阪杯を勝った同じ世代のベラジオオペラにも水をあけられた感じはありますが、ここで「復活」の可能性も出て来ました。あと、ローシャムパークシュトルーヴェは依然好調をキープ、私が週明けに本命視した、去年2着でドバイ帰りのジャスティンパレスは、何とか間に合ったといった程度です。
 問題なのは、日曜の京都は大雨の予報が出ていて、けっこうな道悪が予想されることです。良馬場だったら、上の評価順で丸く収まるかもしれませんが、過去を振り返れば、稍重で施行された2018年などは、人気馬たちがすべて圏外に沈み、⑦⑩⑫人気で決まる大波乱となりましたし、京都で行われた2006年も雨・稍重でしたが、ディープインパクトが勝ったものの2・3着には⑩・⑨人気を連れてきました。今年も京都開催で雨重となると、波乱の気配が濃厚だと思います。そこで注視したいのが、京都の重で実績のあるブローザホーンと、同じく京都・重でGⅡ勝ちのあるプラダリアです。特にプラダリアは、今回調教採点でC評価をつけている人が多く(評価平均2.1)、上に名前が出ませんでしたが、軽視禁物であることは強調しておこうと思います。もし馬場が不良まで悪化したら、カラテの出番まであり得るでしょう。はたしてどうなりますか。あとは、オッズを見ながら考えようと思います。
 
 沖縄が梅雨明けして、今度は本州が梅雨本番です。あまり降って大きな災害になるのだけは勘弁です。
 本日もお読みいただきありがとうございました。よい週末となりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/20(木) パラダイスSの展望

2024-06-20 | 分析
 今日は日曜のグランプリ宝塚記念の「裏番組」というか、直前の東京11RパラダイスSを検討してみます。何気に去年のレース予想を確認したら、これもまた(前日の天保山Sに続き)「大的中」していて、今年もやる気が出ますねぇ。
 
 今年のポイントは3歳勢の参戦、特にNHKマイルで3着のロジリオンの末脚が古馬勢に通用するかどうかでしょう。先週の米子Sでは3歳のノーブルロジャーが①人気で4着でした。去年の3歳に比べると、今年の3歳の方がやれるのではと思いますが、ロジリオンはどうでしょうか。早速、過去10年のデータを項目ごとに見てみます。
 
 
1)斤量(ハンデ)  ※( )内は今回の該当馬 
 ・57㌔     3
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     7グレイイングリーン ディヴィナシオン
 55㌔     3頭
 ・54㌔     9頭エナジーグラン ドロップオブライト ロジリオン 
 ・53㌔     3頭  
 ・52㌔     4頭
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇京王杯SC   4リュミエールノワル④5着 メイショウチタン⑨8着
                グランデマーレ⑪9着)
 〇安土城S    4グレイイングリーン④2着 シングザットソング①3着
                アサヒ⑪5着 ドロップオブライト②6着
                ボルザコフスキー⑦7着 スコールユニバンス⑯12着
                エナジーグラン⑫13着 ゴールデンシロップ⑬14着)
 〇谷川岳S    4アルーリングウェイ⑫5着
 〇阪急杯     3頭*該当なし
 〇ヴィクトリアM 2頭*該当なし
 〇米子S     2頭フリームファクシ⑥10着
 〇フリーウェイS 2頭*該当なし
 
 前走との間隔(ローテーション)では、中5週が最多、次いで中3週で、半数以上が中3~6週に収まります。ちなみに、①は京王杯SC組、②は安土城S組のほか、オーキッドロマンス(葵S)サトノペルセウス(渡月橋S)が該当します。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳   1頭  〇4歳 2頭  〇5歳 17頭  〇6歳 6頭  〇7歳 4頭
/〇牝馬  11頭  〇騸馬  2頭  
 
 去年の1着馬はビューティフルデイ、3着は今年のGⅠヴィクトリアマイルを制したテンハッピーローズでしたが、5歳牝馬には要注意です。今年は5頭登録しています。
 
4)血統
 これは難解です。時節柄、道悪になれば、母系のノーザンダンサーの底力が頼りになりそうですが、今年は梅雨入りが遅れていて、土曜は天気が持ちそうなので、良馬場でレースができそうです。ミスプロ系のパワーとスピードも魅力ですが、直近の東京芝1400の成績を見ると、ディープインパクト系の伸び脚を評価するのがいいようです。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
  ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オーキッドロマンス  :ロジャーバローズ/母父スニッツェル(Danzig)
 ・グラスミヤラビ    サトノアラジン/母父ジャングルポケット(トニービン)
 ・グレイイングリーン  :ディープインパクト/母父Crosing Argument(Man o' War)
 ・コムストックロード  :シルバーステート/母父Diesis(Native Dancer)
 ・サトノペルセウス   ディープインパクト/母父Dubai Destination(Kingmambo)
 ・ドロップオブライト  :トーセンラー/母父フレンチデピュティ(Vice Regent)
 ・ボルザコフスキー   :キズナ/母父Orpen(Danzig)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 Gレースではないため、JRAのホームページにデータ分析はありません。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・オーキッドロマンス   2・2・2・3 
 ・ディヴィナシオン    4・8・4・35
 ・ボルザコフスキー    5・4・3・13
 ・ロジリオン       2・2・1・2
 
7)結 論  
 ハンデ54㌔ならば3歳のロジリオンが古馬のあいだに入っても通用しそうな感じがしますが、もしそうであれば、ロジリオンより1㌔軽いオーキッドロマンスもロジリオンと好勝負を演じてきた馬だけに、こちらにも要注意だと思います。前走の葵S10着は初の1200で、先行して息を入れる間もないまま潰れてしまった感じですから、前走が尾を引いていなければ巻き返し可能でしょう。まず、3歳のこの2頭を評価した上で、中心視するのは、グレイイングリーンです。1400は同馬にとって最も能力を発揮できる距離です。他馬が57㌔を背負わされる中、斤量56㌔で走れるのは有利と見ます。相手は、上の3歳2頭のほか、牝馬の5歳ドロップオブライトと4歳シングザットソング、天保山Sにも登録があるボルザコフスキー、京王杯SC組からリュミエールノワルメイショウチタングランデマーレまででしょうか。ハンデ戦ですから、軽ハンデ馬が連に絡んでヒモ荒れになることを期待します。
 ということで、今日の段階では、
 グレイイングリーン 〇ロジリオン ▲オーキッドロマンス △グランデマーレ 
でまとめておきます。昨日に続いて、こちらも難解です。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。明日は宝塚記念の追い切り情報を集めてみます。梅雨入り前の貴重な晴日となりそうです。今日も一日がんばりましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする