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放送開始10周年を迎えた1982年。第500回記念当時の七曲署捜査一係のメンバーです。
パリで事故死した殺し屋の持ち物から、日本人ピアニストで音大教授の吉行圭介(北村総一朗)の資料が見つかり、
吉行の自宅が七曲署管内にあるため、一係が捜査とガードを担当することになった。
狙われる理由がないと非協力的な吉行だが、彼をガードするなかでロッキー(木之元亮)とラガー(渡辺徹)が
相次いで負傷する。しかし、吉行は予定通りリサイタルを行うという。
「刑事がどうなっても知ったこっちゃないって態度ですよ!」
吉行に腹を立てるドック(神田正輝)は、ゴリさん(竜雷太)になだめられるもおさまらず、
「文句があるならデカをやめろ」とボス(石原裕次郎)から久々の決め台詞をくらいます。
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「リサイタルが成功するかどうかはお前たちしだいだ」
ボスにハッパをかけられ一同が出ていくなか、動かないドックを連れ出すゴリさん。
ドック、そんなに聞き分けのない子でしたかw
部屋を出るとき、もう一度ドックの背中をたたくゴリさんの手に温かみを感じます。
大切な仲間が傷つけられ、今後さらに犠牲が出るかもしれない状況で、守っている相手からは協力を得られない。
やってらんないと怒る気持ちはみんなも理解できるでしょう。
それでも、ボスの言葉に集約されているように、「それが俺たちの仕事」なのです。
もしかしたら、ドックが怒ることで周りは自分のなかにある怒りをおさめられたのかもしれない。
街に出た刑事たちが、それぞれ犯人の手がかりを求めて捜査する姿を映し出す。
そこに流れるのが“七曲署のテーマ”なのが熱いです。
やがて捜査線上に、吉行の知人で半年前に会社が倒産し焼身自殺した宅間という男が浮上。
実は、宅間は偽装倒産をし浮浪者を自分の身代わりにして殺し、多額の保険金をつかんでパリに逃げたところを
たまたま吉行に見られ、彼の殺害を企てたのだと判明。
リサイタル当日、怪我をおして出てきたロッキーとラガーも加わり吉行を警護。
舞台袖に現れた殺し屋の女を逮捕し、無事にリサイタルは終演。
何も知らない観客たちのアンコールの拍手に応えて吉行が弾きだしたのは、
ラガーが唯一知ってると言った『乙女の祈り』だった。
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好きな音楽を聞かれ、しれっと「松田聖子ちゃん」と答えるジプシー(三田村邦彦)にずっこける面々。
聞いたのがドックというのも、今となればなかなかきわどいです。
一係に来て二ヶ月近く経ち、そろそろみんなと打ち解けたいと思っていたジプシーが放った渾身の一打……
だとしたら泣かせますが、どうだったんでしょう。