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久々に、クローゼットの戸の上に登ったしょこ。
得意そうにみんなを見下ろしている。
しょこ「じけんがおきていないか、こうやってみはるんでしゅ。 びしょうじょたんていの、おしごとでしゅもん」
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でも、だんだん疲れてきちゃった。
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しょこ「…もう、おりる… びしょうじょたんていの、おしごとしゅうりょうでしゅよー。 おりるでしゅよー」
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助手1「お疲れ様でした、レディしょこ」
しょこ「ありがと、じょしゅ1」
さてこの美少女探偵しょこ、先刻、物干し用のベランダから、ガをくわえて帰ってきた。
ガは、わたしが救出して外に逃がしたんだけど、けっこうボロボロになってたよ。
かわいそうにね。
かわいそうは、しょこも同じでね。
しばらくスネてから、気を取り直したか、またベランダへ出て、エモノを探しはじめたよ。
夏は、アシの数が多いエモノがいるので、ベランダから戻るしょこから目が離せないぞ。
絵は、メモ用紙のウラにラクガキした、リルちゃん。
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