誹謗中傷も “車いす搭乗拒否事件”木島英登さんが振り返る
日刊ゲンダイ 2018年1月15日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/220966
>昨年6月、奄美空港で航空会社バニラ・エアが身体障害者の搭乗を拒否したことが大きな話題となった。その当事者こそ、木島英登さん(44)だ。あれから7カ月。今、どうしているのか?
>「正直言って、よもや、あんな騒動になるとは思わなかったんです。なんせ朝日新聞が記事にしたのが6月28日ですが、トラブルになったのは、その3週間以上前の6月5日。しかも、直後にバニラから謝罪され、奄美空港では車いすでも搭乗できる設備を整えることが決まっていましたからね」
> 木島さんを全国区にした“搭乗拒否事件”は、友人5人と奄美島へバカンスに訪れた際に起きた。往路・奄美空港到着後のタラップは同行者に車いすを担いでもらって降りたが、帰路では「担ぐのは違反、歩いて上らないとダメ」と強く制止されたのだ。
>「仕方ないので昇降階段に座り、一段一段、両手でお尻を持ち上げて強引に上りました。取り残されても困るし、帰るための最終手段でした」
>記事掲載の反響は大きかった。
>「マスコミ各社からの取材依頼の電話もさることながら、イタズラ電話や嫌がらせのメールは数えきれないほど。中にはウイルス付きの迷惑メールまで送りつけられる始末。その対応にしばらく忙殺され、本業にも影響が出ました」
>SNSには「クレーマー」「プロ障害者」との中傷が相次いだ。HPには当時送付された批判メールもアップされているが、読むに堪えない罵詈雑言が並ぶ。
>「差別的な人も含め、いろんな考えの方がおられます。その現実を可視化することも大切だと考えています。障害者だけでなく、社会全体で理不尽なルールは正して欲しい」
乙武の場合は不倫したから、
いや店の実名を晒したから。
店側も予約時に事前に連絡が必要ということを
公式サイトだか予約サイトに記載が漏れていたという落ち度はありましたけどね。
木島さんの場合はこの件ではバニラ・エア側の落ち度だったとは思います。
会社側の規則自体が障害者に対応しておらず(それ自体違法性の臭いあり)
乗務員も杓子定規に進めたこともあります。
ただまあ、第三者ではなく当人が主張して謝罪させたという点で同情心は多少は薄らぐでしょうね。
単なる自己中だとも思われかねません。
しかも今回が初めてではない。
そこまではまだ普通なのですが、
ここから私独自の主張に入ります。
この2人に共通していえることは
障害者に対する法律や社会通念に加え
客と企業、客と店という強者の立場で事を進めた所にあります。
障害者という社会的弱者の立場だけであるなら
それなりに同情や賛同は得られるたしょう。
ただ客という強者の立場で物を言い事を進めれば
どうしても「上から目線」「高圧的」という印象をうけることは否めません。
また、生きるために必要な事、生活に必要な事で支援をもとめるのならいいですが
趣味、道楽で他人の手を煩わせるのはいかがなものか。
木島さんは、皆さんも事故に遭ったり歳を取れば身体が動かなくなるといってますが
私はそうなった場合、
道楽のために他人に迷惑をかけてまで自分が楽しみたいとは思いません。
以前書いた記事に
木造復元される名古屋城天守閣に「エレベーターの設置」を 障害者団体が市に要望
というのがありますが、この場合
市役所というのは障害者に対して非常に弱い立場にあります。
障害者団体もそれを分かっていて高圧的に押し進めようとしているわけですね。
木島さんのかねてからの取り組みは同じ障害者から感謝されてはいるようですが
乙武の場合は同じ障害者たちからもイメージダウンだとか
自分たちが取り組んできたことに水を差すなどと批判を受けました。
法律的なことも含め強者の立場を利用して改善を要求することは
事務的、機械的に事を進めるという点では効果はあるでしょうけれど
差別や偏見という点では逆に助長しかねないというリスクも伴います。
日刊ゲンダイ 2018年1月15日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/220966
>昨年6月、奄美空港で航空会社バニラ・エアが身体障害者の搭乗を拒否したことが大きな話題となった。その当事者こそ、木島英登さん(44)だ。あれから7カ月。今、どうしているのか?
>「正直言って、よもや、あんな騒動になるとは思わなかったんです。なんせ朝日新聞が記事にしたのが6月28日ですが、トラブルになったのは、その3週間以上前の6月5日。しかも、直後にバニラから謝罪され、奄美空港では車いすでも搭乗できる設備を整えることが決まっていましたからね」
> 木島さんを全国区にした“搭乗拒否事件”は、友人5人と奄美島へバカンスに訪れた際に起きた。往路・奄美空港到着後のタラップは同行者に車いすを担いでもらって降りたが、帰路では「担ぐのは違反、歩いて上らないとダメ」と強く制止されたのだ。
>「仕方ないので昇降階段に座り、一段一段、両手でお尻を持ち上げて強引に上りました。取り残されても困るし、帰るための最終手段でした」
>記事掲載の反響は大きかった。
>「マスコミ各社からの取材依頼の電話もさることながら、イタズラ電話や嫌がらせのメールは数えきれないほど。中にはウイルス付きの迷惑メールまで送りつけられる始末。その対応にしばらく忙殺され、本業にも影響が出ました」
>SNSには「クレーマー」「プロ障害者」との中傷が相次いだ。HPには当時送付された批判メールもアップされているが、読むに堪えない罵詈雑言が並ぶ。
>「差別的な人も含め、いろんな考えの方がおられます。その現実を可視化することも大切だと考えています。障害者だけでなく、社会全体で理不尽なルールは正して欲しい」
乙武の場合は不倫したから、
いや店の実名を晒したから。
店側も予約時に事前に連絡が必要ということを
公式サイトだか予約サイトに記載が漏れていたという落ち度はありましたけどね。
木島さんの場合はこの件ではバニラ・エア側の落ち度だったとは思います。
会社側の規則自体が障害者に対応しておらず(それ自体違法性の臭いあり)
乗務員も杓子定規に進めたこともあります。
ただまあ、第三者ではなく当人が主張して謝罪させたという点で同情心は多少は薄らぐでしょうね。
単なる自己中だとも思われかねません。
しかも今回が初めてではない。
そこまではまだ普通なのですが、
ここから私独自の主張に入ります。
この2人に共通していえることは
障害者に対する法律や社会通念に加え
客と企業、客と店という強者の立場で事を進めた所にあります。
障害者という社会的弱者の立場だけであるなら
それなりに同情や賛同は得られるたしょう。
ただ客という強者の立場で物を言い事を進めれば
どうしても「上から目線」「高圧的」という印象をうけることは否めません。
また、生きるために必要な事、生活に必要な事で支援をもとめるのならいいですが
趣味、道楽で他人の手を煩わせるのはいかがなものか。
木島さんは、皆さんも事故に遭ったり歳を取れば身体が動かなくなるといってますが
私はそうなった場合、
道楽のために他人に迷惑をかけてまで自分が楽しみたいとは思いません。
以前書いた記事に
木造復元される名古屋城天守閣に「エレベーターの設置」を 障害者団体が市に要望
というのがありますが、この場合
市役所というのは障害者に対して非常に弱い立場にあります。
障害者団体もそれを分かっていて高圧的に押し進めようとしているわけですね。
木島さんのかねてからの取り組みは同じ障害者から感謝されてはいるようですが
乙武の場合は同じ障害者たちからもイメージダウンだとか
自分たちが取り組んできたことに水を差すなどと批判を受けました。
法律的なことも含め強者の立場を利用して改善を要求することは
事務的、機械的に事を進めるという点では効果はあるでしょうけれど
差別や偏見という点では逆に助長しかねないというリスクも伴います。