ブルーモーメント                                               

チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

目的達成のためには柔軟な発想が必要

2022-07-26 16:40:23 | 日記・エッセイ・コラム

高校の時の体育教師から授業で聞いた話。

アメリカ軍の訓練で兵士をパラシュートで下ろし
「お前らどんな手段でもいいからここから早く基地に戻ってこい」という訓練があって
ある者はランニングで基地に向かい、
またある者は自転車を拝借してサイクリングで買える。
そしてある者は店に入り手あたり次第商品をかっぱらう。
当然捕まるが軍人では警察で対応できないので警察車両で軍に連れ戻される。

最後の奴が一番頭がいいという話だった。

都市伝説か寓話の類だと思うが
本当にそんなことをしたら、その兵士は制裁を受けるのかどうかは知らない。

(後先考えず)目的を達成する事のみを考えれば
何が最良の手段なのか、何が一番頭がいい方法なのか
柔軟に考える必要があるということですね。

例えば旧統一教会問題を例に挙げると
時代は「失われた30年」で
時代のトレンドから外れた統一教会問題などネットでも見向きもされない。
したがって売り上げに結びつかないからマスコミは全く取り上げない。
その上政治による圧力。

そのような八方塞がりの中で
再び統一っ協会に目を向けさせ批難を集中させる方法は何なのか
その中で最も手っ取り早いのは何なのか。

その中で最良の、最も頭のいい方法を思いついた天才がいた。

「安倍を襲えば統一教会に批難が手中すると思った」

統一教会に目を向けている者であれば、統一と政治家が結びついていることぐらいは分かっている。
統一と特に関係が深い政治家の中で、襲えば最もインパクトのある者は誰なのか。
ここまで来ればあとは簡単、安倍である。

合法的な手段で解決に努力するべきだと主張する者は多いが
失われた30年の中で、そんなことをしても時間がかかるだけではなく
政治的圧力のある現状では出来るという保証すらない。

テロや暴力、殺人はいけないというのはもっともらしいことではあるが
統一教会のほうは政治の力で警察に圧力を与え
裁判以前、起訴以前に捜査さえさせないように働きかけている。

そのような現状を考慮すれば
山上の取った安倍殺害という方法は、最も頭がよく効果的だったといえるだろう。

孫子やランチェスターで
「強者の兵法、弱者の兵法」「強者の戦略、弱者の戦略」というのがあるが
武器や兵力に劣る弱者は頭を使わなければ強者には勝てない。
そのためにはゲリラやテロという方法を取らざるを得ない。

弱者は黙っていれば強者の餌食になり差別を受け続けなければならなくなる。

テロを否定するのはあくまでも強者、強国側の理論であり
右にならえで「いかなる場合でもテロはいけない」などと言っている者たちは
強者すなわち権力者に洗脳された強者の飼い犬でしかない。

そんなこともあり私は山上の行為を評価します。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする