長年煮詰めていたスピーカー工作を初めました。
形は洋梨🍐
これは球体ではなくて、断面が洋梨型。
子どもの頃、近所の建設会社の倉庫にベニア板になる前の薄い板が沢山ありました。
それを数枚頂き、木工用ボンドで貼り合わせて筒状の物体を作って遊んでいた。
それを思い出し、今回のスピーカー工作へと考え付いた。
デザイン的には、ソナスファーベルというイタリア🇮🇹のスピーカーメーカーのトールボーイ型に似ている。
側面がアールになる為、断面の洋梨型の設計図を作らなければならない。
それは、試作段階では漠然と描き、とりあえず容積率を計算してみる。
8cm又は10cmくらいのフルレンジユニットならば丁度いい感じだった。
以前作ったスーパーフラミンゴで使った88solを使う事を想定した設計図でしたが、大きさ的に少し小さいと思った。
ので、在庫している、87E.107.127Eを使ってトールボーイはどうだろうかと。
側面に使う板はラワンベニア2.5mmを8枚重ねにする約40mmになる。
自分的には重たいスピーカーは低音が引き締まると思っているので、バッフル面は24mmを想定した設計図を書いた。
とりあえず、2.5mmのラワンベニアの450mm角を買って来て曲げてみたら案外上手く曲がるのではないかと。
そこで更に欲が出て来てフルレンジユニットをシリーズ(直列接続)しただけでは面白くない。どうせならば、ツイーターとウーハーを加えた3ウェイの方がいいのではないかと思うようになった。
3ウェイスピーカーの中音担当に88Solはもったいない。ならば何を107か127?ツイーターはホーン型?ならウーハーは?
FOSTEXのウーハーは値段が高すぎる。
海外メーカーに目を向けると、4Ωのユニットがとても多い。4Ωと8Ωと8Ωを並列接続したら2Ω?
所有しているアンプは6Ω〜16Ωと記載している為、6Ω以下では使えない為、直列接続しなければならない。その為にウーハーは直列接続で2発使用しなければならなくなった。
ここから、ネットワークの設計も同時に行った。
電子回路も自作しなければならない為、更に課題が増えた。
漠然とクロスオーバー周波数を200Hz.800Hz.4.5kHzと設定したけども、スピーカーユニットの特性を考えるとそれに見合ったユニットなかなか見つからない。
更に、長岡鉄男氏のこんなスピーカー見た事ないという専門誌の中にある、公式を使って何度も計算する。
それに見合った次はコンデンサーやコイルがべらぼうに高価な物になった。
電子回路だけで8万円くらいになってしまう。
その為、コストダウンはやはりスピーカーユニットになる。
コイズミ無線のホームページを見て、ウーハーが3000円前後の物が沢山ありました。
具体的には現在まだ決めてないけれども、この価格ならば可能かもしれんって。
とりあえず、大きさやデザイン的な物は何回もCADで作って決まった。
そして、今回初めてトリマーという電動工具を導入した。
内部に入れる洋梨型の板は7枚入れる事にした為、全てをジグソーで気に抜く事は難しい。
全て同じ大きさにしなければならない。
最終的寸法はスピーカーエンクロージャーだけで、幅300mm 高さ1300mm
奥行400mmとなり、倒れ防止に幅300mm 奥行450mmの四角い板を貼り付ける。
予定では、ピン型インシュレーターを埋め込む。
これで凡そ高さは1350mmとなる。
これにより、少し高めの椅子🪑で、スコーカーが耳の高さになる。
今回作るスピーカーは、まだ未発表だがこのスコーカーになるユニットが一番のお気に入り。
写真は断面に入れる板。
側は12mm曲げ合板。
バッフル面は18mm+12mmのMDF材を貼り合わせる
洋梨型は15mmMDF材
他、補強材として、ホワイトアッシュ、ホームセンターの端材コーナーで手に入れたのランバーコア材、ラワンベニアなどを使う。
表面処理は、ラッカー塗装又は、壁紙を使い白くする。
接続はバイワイヤリング可能にする。
安給料の為、コツコツと購入して完成は来年?
年内はエンクロージャー作りまでかな?