ホールの左手に行くと、そこは売店とカフェになっている
売店を覗いてみる
売店で購入した物は
絵はがき(戦場におけるフランツ・ヨーゼフ帝など軍幹部を描いた絵、
皇妃エリーザベトの肖像画、軍服を展示してあるショーケースの写真)

子ども向けパズルブック(中世の騎士の暮らしや城などについて学ぶことができる)



である。
やはり博物館の性質を反映して、軍事関連の書物を売っている。
購入しようかとも思うが、すべてドイツ語なので読む自信がなく断念する。
もう少しで正午になるので、カフェで昼食をとることにする
水(炭酸入り)とアプフェルシュトゥルーデル(リンゴのケーキ)を注文する。

味はまあまあ(たぶん、既製品であろう)。
カフェの先には、次の展示室がある。
ここもまた、先に見てきた展示室と同様に重い場所である。
展示室の名前は『共和国と独裁者(1918-1945)』で、
第一次世界大戦後から第二次世界大戦後の墺国についての展示である。
入ってすぐの所(左側)には、軍服や制帽や写真などが展示してある。
(またしても自分の姿がガラスに映り込んでいる→もうやだ
)

ここはチラシ(字が細かい)によると、
共和国建国、民主主義憲法、国会および軍隊(民兵、国防軍)、国境を巡っての戦いに関する展示だそうだ。
第一次世界大戦後、オーストリア=ハンガリー二重帝国は崩壊し、傘下にあったそれぞれの国は独立した。
ドイツ系民族はもとの国よりもはるかに小さい共和国を形成し、皇帝一家はスイスに亡命した。
戦後の墺国は、ドイツほどではないが、連合国により厳しい条件を突きつけ、経済状況は不安定なままだった。
また、ドイツとの併合も禁じられた(が、20年後に覆ることとなる)。
ハンガリーと接するブルゲンラント州や南部のケルンテン州のあたりでは国境がなかなか決まらず、
チロル州は一部をイタリアに割譲されたため飛び地となった(間にザルツブルク州が入り込んでいる)。
最西部のフォアアールベルク州は、スイスに入ることを望んだが、拒否されたという。
これら諸々の問題が積み重なり、政治勢力が徐々に対立することになり、国内は一層混乱した。
準軍事組織(市民自警団、前線連合、オーストリア突撃軍、共和国社会民主主義前線同盟など)が結成された。
おのおのの政党が持っていた軍事組織の方が、正規軍(約3万人)よりも大きかったという。
この展示は、正規軍のものと思われるが、この先には他の準軍事組織の軍服などもある。


売店を覗いてみる

売店で購入した物は

皇妃エリーザベトの肖像画、軍服を展示してあるショーケースの写真)





である。
やはり博物館の性質を反映して、軍事関連の書物を売っている。
購入しようかとも思うが、すべてドイツ語なので読む自信がなく断念する。
もう少しで正午になるので、カフェで昼食をとることにする

水(炭酸入り)とアプフェルシュトゥルーデル(リンゴのケーキ)を注文する。

味はまあまあ(たぶん、既製品であろう)。
カフェの先には、次の展示室がある。
ここもまた、先に見てきた展示室と同様に重い場所である。
展示室の名前は『共和国と独裁者(1918-1945)』で、
第一次世界大戦後から第二次世界大戦後の墺国についての展示である。
入ってすぐの所(左側)には、軍服や制帽や写真などが展示してある。
(またしても自分の姿がガラスに映り込んでいる→もうやだ


ここはチラシ(字が細かい)によると、
共和国建国、民主主義憲法、国会および軍隊(民兵、国防軍)、国境を巡っての戦いに関する展示だそうだ。
第一次世界大戦後、オーストリア=ハンガリー二重帝国は崩壊し、傘下にあったそれぞれの国は独立した。
ドイツ系民族はもとの国よりもはるかに小さい共和国を形成し、皇帝一家はスイスに亡命した。
戦後の墺国は、ドイツほどではないが、連合国により厳しい条件を突きつけ、経済状況は不安定なままだった。
また、ドイツとの併合も禁じられた(が、20年後に覆ることとなる)。
ハンガリーと接するブルゲンラント州や南部のケルンテン州のあたりでは国境がなかなか決まらず、
チロル州は一部をイタリアに割譲されたため飛び地となった(間にザルツブルク州が入り込んでいる)。
最西部のフォアアールベルク州は、スイスに入ることを望んだが、拒否されたという。
これら諸々の問題が積み重なり、政治勢力が徐々に対立することになり、国内は一層混乱した。
準軍事組織(市民自警団、前線連合、オーストリア突撃軍、共和国社会民主主義前線同盟など)が結成された。
おのおのの政党が持っていた軍事組織の方が、正規軍(約3万人)よりも大きかったという。
この展示は、正規軍のものと思われるが、この先には他の準軍事組織の軍服などもある。
